グレン・パウエル、『glee／グリー』サム・エヴァンス役のオーディションを受けていた

グレン・パウエルは、2009年から2015年にかけて放送されたドラマ『glee／グリー』のオーディションを受けていたそうだ。一緒に選考に参加し、見事サム・エヴァンス役を獲得したコード・オーバーストリートとは、長年の親友同士であることを明かした。「世界でいちばんの親友の1人が、コード・オーバーストリートです。僕ら2人とも『glee／グリー』で同じ役のオーディションを受けたんです。仲が良かったので、待機場所で一緒に過ごしました」

ポッドキャスト『Therapuss』に出演したグレンによると、2人は演技学校で知り合い、当時ルームシェアを計画するほどの仲だったそう。グレンもギリギリまで選考に残っていたようだが、サム役を獲得したのはコード。悔しい思いをしたはずだが、恨みはなく、その後は予定通りルームメイトになったという。「それで彼が『glee／グリー』のクレイジーな旅路に出ている間、僕らは一緒に暮らしたんです。親友として彼の経験を間近で目撃するのは、なかなかワイルドでした」と振り返った。

ライアン・マーフィーとブラッド・ファルチャック、イアン・ブレナンがプロデュースし、エミー賞を獲得した『glee／グリー』は、オハイオ州にある架空の学校ウィリアム・マッキンリー高校のグリー部を舞台にした青春ドラマ。リア・ミシェルやコリー・モンティス、ナヤ・リヴェラ、クリス・コルファー、ダレン・クリスら若手スターを輩出し、転校生サムを演じたコードは、シーズン2から最終シーズンまで出演した。なおグレンはサム役を逃したものの、マーフィー製作のドラマ『スクリーム・クイーンズ』に起用され、2022年公開の『トップガン マーヴェリック』で世界的ブレイクを果たした。

Text: Tae Terai