【シャネル】エレ派花嫁御用達♡ ジュエラーの履歴書

永遠の愛の証しであるエンゲージメントリングは、人生を共に歩むジュエリーだからこそデザインだけでなく、ブランドの物語やこだわりを知ったうえで選びたい。運命のリングに出合うために、この履歴書で自分にふさわしいジュエラーを探して！ 今回はシャネルをクローズアップします。

シャネル

ガブリエル・シャネルの美学が息づく、ファッション感度の高い輝き

ガブリエル・シャネルの美意識と自由な精神を受け継ぐシャネルのファインジュエリー。その原点は1932年までさかのぼります。当時、ファッションデザイナーとして名声を確立していたガブリエルは、生涯で唯一の「ダイヤモンド ジュエリー」展を開催。そこで発表された作品には、コメット、羽根、リボンなどのアイコニックなモチーフが多数用いられていました。洗練されたクリエイションは時を超え、ブライダルコレクションにもインスピレーションを与え続けています。

人気コレクション

カメリア コレクション

ガブリエル・シャネルが生涯にわたり最も愛し、完璧な花とたたえたカメリアがモチーフ。“カメリア コレクション”［Pt×ダイヤモンド、センター1.01ct］￥6,185,960（シャネル tel.0120-525-519）

ココ クラッシュ

人気を博すコレクションのブライダルライン。キルティングパターンがモダンで、日常使いしやすい。“ココ クラッシュ”［Pt×ダイヤモンド、センター1.01ct］￥5,079,250（シャネル tel.0120-525-519）

1932年、ガブリエル・シャネルはパリの自邸にて、自身初となるハイジュエリーを発表。作品だけでなく、ろう製マネキンを用いた斬新な展示も話題に。

「ダイヤモンド ジュエリー」展の招待状。チケットは20フランで販売され、収益金は慈善団体に寄付されました。

1937年に撮影された、「リッツ パリ」のスイートルームに暮らすガブリエル・シャネル。現在、「シャネル ファイン ジュエリー パリ本店」は彼女が愛したヴァンドーム広場に。

1932年に発表されたハイジュエリーのうち、現存する作品はごくわずか。2000年に買い戻された“ コメット”ブローチは、そのひとつ。

創業1910年、フランス・パリ

創業者ガブリエル・シャネル

本店（ファインジュエリー&ウォッチ）パリ・ヴァンドーム広場

アイコンライオン、カメリア、コメット、N°5など

主な出来事1932年、ガブリエル・シャネルが「ダイヤモンド ジュエリー」展を開催。1993年、シャネル ファイン ジュエリー部門設立。

■お問い合わせ先／シャネル tel.0120-525-519

公式サイト

Realization：NORIKO FUKUDA

※［ ］内の意味は次のとおりです。Pt＝プラチナ。紹介されたジュエリー、特にダイヤモンドのエンゲージメントリングは石の大きさや品質、サイズにより価格が異なります。※『25ansウエディング 2025 Summer & Autumn』2025年6月24日発売より転載。※この記事は2025年6月24日時点のものです。商品の価格やショップ情報など、変更される可能性もあります。