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不倫に狂う親友と決別、のちに知ることとなった悲惨な末路|不倫をやめない友人

  • 2025.9.16

これは、親友の不倫という現実を知り、その友情のあり方を問われる一人の女性の物語です。彼女の心を蝕むのは、親友の無責任な言動と、自分を被害者だと思い込む甘え。かつて大好きだった親友との溝が深まる中、不倫を続ける親友サオリに、アキはついに絶縁を告げ、二人の友情に終止符を打ちました。「不倫をやめない友人」をごらんください。

それから数ヶ月後、共通の友人から、サオリが不倫の代償として慰謝料を請求され、相手にも捨てられたという衝撃的な事実を知ります。気の毒に思う気持ちと、関わりたくないという気持ちが交錯する中、アキは自分自身が下した決断を振り返ります。

ママリ

「もう友達でいられない」私が親友に告げた、別れの言葉

私は、サオリに会って、はっきり言うことにしました。

「サオリ。私、もうあんたとは友達でいられない」

カフェで向かい合って座ったサオリは、私の言葉に驚いたような顔をしました。

「どうして?アキ、私たちが親友なのは変わらないでしょ?」
「変わったよ。不倫の話を聞いてから、私はずっと苦しかった。サオリが『やめたい』って言ったから、一生懸命応援してた。でも、サオリは私の知らないところで、不倫を続けてた。それがすごく辛かった」

私の言葉に、サオリは「そんな…」と声を詰まらせました。

「それに、サオリの言動は、本当にめちゃくちゃだよ。不倫を続けているくせに、自分を被害者だと思い込んでいる。そんなサオリを、もう親友だなんて思えない」

私は、自分の気持ちを全て、サオリにぶつけました。サオリは、何も言い返せずに、ただ涙を流すばかりでした。

「もとのサオリに戻ってほしかったよ、本当にね」

私は、そう言って、その場を立ち去りました。

親友と決別した私。その数ヶ月後、彼女が迎えた自業自得の末路

ママリ

それから、数ヶ月が経ちました。私は、サオリとは一切連絡を取っていませんでした。彼女のSNSも、見なくなりました。そんなある日、共通の友人であるトモエから連絡が来ました。

「アキ、元気?実はさ、サオリのことなんだけど…」

トモエの話を聞いて、私は言葉を失いました。

サオリは、不倫相手の奥さんに、不倫の事実がバレてしまったらしいのです。慰謝料を請求され、相手の男性からも、「もう二度と会わない」と言われ、捨てられてしまった、と。

「サオリ、今、本当に大変みたい。仕事も辞めて、実家に戻ったらしいよ」

トモエの言葉に、私は、なんとも言えない気持ちになりました。サオリは、自分勝手で、私を傷つけた。でも、彼女がこんな風に苦しんでいると知って、私は気の毒だと感じました。

「トモエ、サオリに何かあったら話聞いてあげてくれる?私は今はもう、関われないと思う」

私は、トモエにそう伝えました。

私の心の中で、サオリとの友情は、もう終わっていました。彼女を助けてあげたいという気持ちは、もうありません。ただ、彼女が、自分のしたことの代償を、しっかりと受け止めてくれることを願うばかりでした。親友の「恋」と、私の「絶望」。それは、私にとって、もう二度と思い出したくない、苦い経験でした。

あとがき:不倫に狂った親友の転落と「もう関わらない」という決断

ママリ

最終話では、ついにアキが親友だったサオリに絶縁を告げ、友情に終止符を打ちます。数ヶ月後、サオリは不倫相手の妻に慰謝料を請求され、相手にも捨てられたという悲惨な結末を迎えてしまいました。アキは「気の毒だけど関わる気はない」と冷静な決断を下します。

大好きだった親友でも、あまりにもないがしろにされたショックは消えることがないものなのかもしれません。不倫という一つのできごとから、長年の友情が途絶えてしまったのはとてもつらいことですよね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

著者:kanako_mamari

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