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医師「なるべく避けて」 『胃がん』のリスクを高めているかもしれない…“NGな生活習慣”とは?

  • 2025.9.10
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

胃がんは日本人にとって身近ながんの1つですが、実は日常のちょっとした生活習慣がそのリスクを大きく左右しています。忙しい毎日でついつい続けてしまう食生活の偏りや喫煙、過度な飲酒など、医師たちが「なるべく避けてほしい」と伝える習慣が潜んでいるかもしれません。今回は、胃がんのリスクを高める代表的なNGな生活習慣について、わかりやすく解説します。

意外と多い!胃がんリスクを高める原因とその背景

胃がんは、胃の内側にできる悪性腫瘍で、日本では年間約3万人以上が新たに診断されています。リスクを高める要因として最も知られているのは「塩分の過剰摂取」と「ピロリ菌感染」です。塩分の多い食事は胃の粘膜を傷つけ、慢性的な炎症を引き起こしやすくなります。また、ピロリ菌は胃の粘膜に長期間炎症をもたらし、がん化の引き金になることがわかっています。

それから、食生活の乱れも大きな問題です。ジャンクフードや添加物の多い加工食品の摂取が増えている現代では、栄養バランスが崩れて胃の健康に悪影響を与えやすい環境ができています。さらに喫煙や過度のアルコール摂取も、胃の粘膜を傷つけ、がんリスクを高める因子として指摘されています。これらの習慣が複合的に絡み合い、胃がん発症に結びついているのです。

生活習慣のどこを変えるべき?具体的なNG行動と改善策

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

では、具体的に避けたい生活習慣とは何でしょうか。まず、「しょっぱい食べ物を頻繁に摂ること」は大問題。漬物や塩辛、加工肉など塩分を多く含む食品を毎日大量に食べることは胃に負担をかけます。次に、「喫煙」は胃だけでなく全身のがんリスクを上げるため、禁煙が最善策です。

また、「暴飲暴食」や「脂っこいものの食べ過ぎ」も胃の負担になるため控えたいもの。更に、アルコールは適量を超えると胃の粘膜にダメージを与え、がんの発症率を高めます。睡眠不足やストレスも胃の健康に悪影響を与えるため心身のケアも大切です。

具体的な改善策としては、食事は和食中心で野菜や果物をしっかり摂り、塩分控えめを意識すること。ピロリ菌検査を受け、感染があれば医師の指示に従い除菌治療を受けることも重要です。禁煙や節度ある飲酒、規則正しい生活リズムを作ることが胃がんリスクの低減につながります。

胃がん予防を今日からはじめよう

胃がんは早期発見で治療の成功率が高いとはいえ、発症リスクを減らすことが何よりも大切です。日々の生活でついやってしまいがちな「塩分過多」「喫煙」「過度の飲酒」などの習慣は、胃の健康をじわじわと蝕んでしまいます。自分の生活を振り返り、リスクの原因になるNG習慣を見つけたら少しずつ改善していきましょう。

また、胃の不調が続く場合は早めに医療機関を受診し、ピロリ菌検査や内視鏡検査を受けることも重要です。生活習慣の見直しと定期的な健康チェックが胃がん予防の基本。健康な胃を守るための「小さな努力」が、将来の大きな安心につながります。あなたの大切な毎日を守るために、まずは今日から生活を見直しましょう。


池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 院長:柏木 宏幸

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東京女子医科大学消化器内科に入局後、複数の医療機関で胃・大腸内視鏡を中心とした臨床経験を積み、同大学病院助教を経て2023年に現クリニックを開院。胃がん・大腸がんの早期発見と内視鏡検査の普及をミッションに掲げ、健康診断や生活習慣病の治療をはじめ、一般内科および消化器疾患の診療、内視鏡検査と幅広く取り組んでいる。また、クリニックのYouTube(https://www.youtube.com/@HKa-wb4jw)を通じて医療知識や内視鏡検査の重要性をわかりやすく発信し、医療情報の普及活動にも尽力中。

都内トップクラスの内視鏡設備を完備し、土日診療対応、胃・大腸カメラ同日検査、専門医による鎮静下内視鏡、女性医師による検査体制など、患者さんの苦痛を抑えたきめ細かな検査環境を提供。今後も一人でも多くの患者様が安心して内視鏡検査を受けられるよう、質の高い医療サービスを追求し続ける。

池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院:https://www.ikebukuro-cl.com