「…私　何回繰り返すんだろう」誰にも言えない抜毛症の苦しみ、夜中にスマホを見つめて涙

女性ならではの視点から様々なエピソードを描く、春乃 おはな（はなの漫画部屋）さん。恋活奮闘記や日常のことなどを漫画にし、ブログで発信しています。

無意識のうちに繰り返してしまう髪の毛を抜く行為と、その後に訪れる後悔や葛藤を、主人公自身の体験を通して描いてきました。

衝動と後悔、止められない思考

ふと気づくと、自分の手がまた頭に伸び、髪の毛を抜いてしまっていました。抜いた髪の毛は床に落ち、部屋のあちこちにその痕跡が残ります。無意識のうちにこの行為を繰り返し、気がつけば1時間も経っていることに驚き、我に返る春乃おはなさん。抜毛症という言葉をスマートフォンで検索してみると、同じような悩みを抱える人たちの投稿がたくさん目に入り、「私だけじゃないんだ」と感じながらも、どうしたらやめられるのか分からず、不安を募らせていきます。

鏡の前で頭頂部の薄くなった部分にショックを受ける姿が描かれ、髪の毛を抜くことがやめられないもどかしさと、見た目が変わっていく自分への戸惑いが伝わってきます。髪を抜くことで一瞬だけ感じる快感と、その後に押し寄せる後悔。どんなにやめたくても、気付けばまた繰り返してしまう――そんな抜毛症の苦しみと葛藤がリアルに表現されています。

抜毛症という悩みは決して珍しくなく、多くの人が同じように苦しみながらも日々を過ごしていることが、漫画から静かに伝わってきます。

ブログ：春乃 おはな（はなの漫画部屋）

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