「やめたくてもやめられない…」抜毛症に悩む女性→自分を変えた決断に「意外といいかも」

女性ならではの視点から様々なエピソードを描く、春乃 おはな（はなの漫画部屋）さん。恋活奮闘記や日常のことなどを漫画にし、ブログで発信しています。

今回の漫画は、なかなか寝付けない暑い夜から始まる、自分でも止めたくても止められない「抜毛症」に悩む日々、そして前向きな変化までの心の軌跡が描かれています。

自分と向き合う勇気の記録

春乃 おはなさんの漫画では、抜毛症に悩みながらも、向き合い続けてきた自身の体験が淡々と、しかしリアルに描かれています。暑さと不眠、睡眠薬を使っても眠れない夜が続くなか、気づけば自分の髪を抜く習慣がつき始めます。その癖は止めたくてもコントロールできず、無意識・意識的に髪を抜き続ける日々。どんどん床にたまっていく髪の毛、そして頭部の目立つ抜け跡――外出する気力もなくなり、どんどん気持ちが沈んでいく自分。そんなとき、「抜毛症は病気ではないですよ」と伝えてくれたカウンセラーとの出会いをきっかけに、心療内科で治療を続けながらも抜毛衝動が完全には消えない現実と向き合う姿勢が描かれます。

悩みながらも、思い切って美容室で「坊主でお願いします」と伝える場面は印象的です。鏡の前で見る自分の新たな姿に「意外といいかも」と感じる瞬間の開放感、そして治療への前向きな決意。さらに、同じ悩みを持つ誰かの一助になれば、という思いで経験を漫画に描く決心や、何度もSNSで「抜毛症」と検索して同じ経験をする人に支えられたことも語られています。

焦らず治療を始めた今、少しずつ希望の光が見え始めていることも伝わってくるお話です。

ブログ：春乃 おはな（はなの漫画部屋）

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