「何から食べる？」あなたの“恋愛への貪欲さ”がわかる【心理テスト】

恋愛に対するエネルギーの注ぎ方や、相手に求めるものの量は、人によってさまざまです。「恋愛への貪欲さ」と聞くと、少しネガティブに聞こえるかもしれませんが、これは裏を返せば、自分の望む関係を積極的に手に入れようとする「情熱」や「エネルギーの強さ」とも言えるでしょう。

「もっと愛されたい」という気持ちは、恋愛を豊かにする原動力になります。一方で、その気持ちが強すぎると、現状に満足できなかったり、相手を自分の思い通りにしようとしてしまったりと、関係のバランスを崩す原因にもなりかねません。

この心理テストでは、食事の「食べ始め」という本能的な行動から、あなたの深層心理に隠された「恋愛への貪欲さ」を探っていきます。あなたは今、お腹が空いています。目の前に美味しそうなハンバーグ定食が運ばれてきました。

あなたが最初に口をつけるのは、次のうちどれですか？直感でお答えください。

1. ライス

2. ハンバーグ

3. ポテトサラダ

4. お漬物

「ライス」を選んだあなたは、恋愛への貪欲さがやや低い状態かもしれません。ライス（主食）は、食事の「土台」であり「日常」を象徴します。あなたは恋愛において、非日常的な刺激や情熱的な駆け引きよりも、「安定」や「穏やかな日常」を重視する傾向があるのではないでしょうか。

恋愛が生活のすべてではなく、あくまで自分の生活を支える穏やかな一部であってほしいと願っているようです。そのため、相手に多くを求めすぎず、一緒にいてホッとできるような、安心感のある関係性を築こうとするのかもしれません。

その安定志向は、長期的な関係を築く上で大きな強みとなるでしょう。しかし、時には自分の素直な「もっとこうしたい」「こうしてほしい」という欲求を言葉にして伝えてみることも、関係のマンネリ化を防ぎ、お互いにとっての新たな喜びを見つけるきっかけになりそうです。

「ハンバーグ」を選んだあなたは、恋愛への貪欲さがかなり高い状態かもしれません。ハンバーグは、その定食の「メインディッシュ」であり、「最も欲しいもの」を象徴しています。あなたは自分の望む恋愛を積極的に手に入れようとする強い意思を持っているのではないでしょうか。

あなたは、一番食べたいものに対して真っ直ぐに手を伸ばせるタイプでしょう。恋愛においても妥協を好まず、「この人だ」と思ったら情熱的にアプローチしたり、自分の理想とする関係性を強く求めたりする傾向があるようです。

その情熱は、恋愛をドラマチックに進展させる大きな力となります。ただし、その欲求があまりに強すぎると、相手にプレッシャーを与えてしまったり、自分の思いが先走って独りよがりになったりする可能性も。

「ポテトサラダ」を選んだあなたは、恋愛への貪欲さがやや高い状態かもしれません。ポテトサラダは、メインディッシュではないものの、それ自体が楽しみの一つである「人気のサイドディッシュ」です。

メインのハンバーグの前に、まず好きなサイドディッシュをつまむように、恋愛においても「まずは楽しくないと始まらない」と考えているのかもしれません。安定した関係も欲しいけれど、ドキドキするような刺激も失いたくないという、バランス型な一面を持っているのではないでしょうか。

恋愛の多様な側面を楽しめるのはあなたの魅力です。しかし、あれもこれもと求めすぎると、自分が本当に何を一番大切にしたいのかが、時折見えにくくなってしまうこともあるかもしれません。「今の自分にとって、一番の望みは何か」を時々自問してみることも大切でしょう。

「お漬物」を選んだあなたは、恋愛への貪欲さがかなり低い状態かもしれません。「お漬物」は、食事の「箸休め」や「味の調整役」であり、メインではありません。あなたは恋愛に対して非常に淡白か、あるいは慎重な姿勢を持っているのではないでしょうか。

まずはお口直しや味の確認をするように、恋愛に対しても一歩引いたところから冷静に状況を観察する傾向があるようです。情熱に身を任せて突き進むよりも、相手や関係性をじっくりと見極めたいという気持ちが強いのかもしれません。

その慎重さは、軽率な失敗を避け、自分を守る助けになります。しかし、あまりに慎重すぎて「石橋を叩いて渡らない」状態が続くと、絶好のチャンスを逃してしまう可能性も。時には自分の直感を信じて、ほんの少しだけ踏み出してみる勇気も必要でしょう。

ライター: Kazuhide.Y
公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。