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工夫して10秒で計算してみて!「2025−939」→暗算できる?

  • 2025.11.28
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繰り下がりのある引き算は、計算ミスをしやすいものです。

特に暗算したいときはなおさらです。繰り下がりが多発すると頭の中が混乱してしまいますよね。

今回は繰り下がりの多い引き算に使える工夫を紹介します。

問題

次の計算を暗算でしなさい。
2025−939

※制限時間は10秒です。

解答

正解は、「1086」です。

この問題、実は、紙を用意して筆算するにしても、なかなか骨の折れる問題なのです。

骨の折れる理由は、普通の筆算が「繰り下がり」を前提にしているから。

しかし、次の「ポイント」で紹介する暗算の工夫を使えば、繰り下がりの作業をできるだけ回避しつつ、答えが出せます。

ポイント

この問題を暗算するポイントは、「引く数を切りのよい数にすること」です。

引く数の939に近くて切りのよい数といえば、1000が思い浮かびますね。そこで、まずは939の代わりに1000を引くことを考えます。

2025−939
→2025−1000

2025−1000の答えは1025と簡単に求められます。なぜなら、繰り下がりが発生しないからです。

しかし、1025はこの問題の答えではありません。939を引くことと1000を引くことは明らかに違う計算だからです。では、この二つの計算はどのように違うのでしょうか?

1000は939よりも61大きな数です(1000−939=61)。939の代わりに1000を引いてしまうと、61引きすぎている状態になります。よって、2025−1000の結果に61を足せば、元の式と同じ答えが出ます。

ここまで解説した流れを計算の中で表すと、次のようになります。

2025−939
=2025−1000+(1000−939)←1000を引いてから1000と939の差を足す
=1025+61
=1086

極力繰り下がりを避けて、答えを出すことができました。

なお、1000−939の計算でも繰り下がりを回避したいときは、939に何を足したら1000になるのか考えるのがおすすめです。

このように計算すれば、暗算がしやすいですね。

まとめ

繰り下がりが面倒な引き算は、計算ミスが発生しやすい問題でもあります。

こんなときは、引く数を切りのよい数にできないか考えてみましょう。今回の問題では、引く数をいったん切りのよい数に変換してから、変換前後の差を修正することで、簡単に答えが出せました。このような工夫は、引く数が切りのよい数に近いときに有効です。

このシリーズでは、様々な暗算の工夫を紹介しています。ぜひ、他の暗算問題にもチャレンジしてみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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