ちょんまげラーメン・きむが１６年間「ずっと嫌い」な先輩芸人とは？若手時代の“因縁秘話”に田渕もツッコミ

芸人同士の関係は、ときに仲間でありライバルでもあるため、複雑な感情が生まれることがあります。

2025年8月21日に放送されたABC『やすとものいたって真剣です』で、お笑いコンビ・ちょんまげラーメン（旧・インディアンス）のきむさんが、“嫌いな先輩芸人”の実名をストレートに告白し、スタジオをざわつかせました。相方・田渕章裕さんも「15、16年嫌いなんですよ」と補足するほどの長年のわだかまり。その人物との因縁とは、一体どのようなものだったのでしょうか。

ちょんまげラーメン・きむさんが語った嫌いな先輩芸人とは誰でしょうか？

さて、ここでクイズです！

ちょんまげラーメン・きむさんが「めっちゃ嫌い」と語った、昨年のTHE SECOND王者でもある先輩芸人とは誰でしょうか？

ヒント…

1. 関西を拠点に活躍し、実力派コンビとして知られています
2. 2024年『THE SECOND～漫才トーナメント～』の王者

「めっちゃ嫌なこと言うやん」

正解は…ガクテンソクの奥田修二さんです！

きむさんが奥田さんを嫌いになったきっかけは、芸人としての初期の頃にさかのぼります。関西の賞レースで初めて2次予選に進出した際、通過メンバーの名前がボードに張り出されたといいます。きむさんは「”うわっ、僕らインディアンスある！”と思ってうれしかった」と当時の喜びを振り返りました。

しかし、その直後に奥田さんが近づいてきて、「インディアンス？ このメンバーで埋もれる、埋もれる」と言い放ったそうです。きむさんは「めっちゃ嫌なこと言うやん、と思って。そっからず～っと嫌いなんです。僕ね」と率直な感情を吐露しました。

「もう、僕ここで一緒に飲めないです」

このエピソードにMCの海原やすよ ともこさんは「へえ」と驚きの声を上げ、相方の田渕さんも「これホンマに嫌いで」と根深い感情を補足しました。田渕さんによると、一時期は「ホンマやばいときがあって」と語り、ある飲み会での出来事を披露。

奥田さんにいろいろと言われたきむさんは「もういいです」と切り上げ、「もう、僕ここで一緒に飲めないです」と2000円を叩きつけ、その場を離れたといいます。ところが帰るわけではなく、同じ店の隣のカウンターに座って1人で飲み始めたとのこと。

田渕さんは「帰れや！ お前」とツッコみ、スタジオも爆笑。これに対してきむさんは「帰ったら、僕の負けになるんで」と真顔で主張しました。やすよさんも「（だけど）“ここからは離れたい”って」と推測し、きむさんは「帰られへん」と譲りませんでした。芸人としてのプライドと意地がにじむ発言に、スタジオは大笑いしつつもきむさんの本音に引き込まれました。

エピソードを知るとより好きになるかも

ちょんまげラーメン・きむさんが“嫌いな先輩”として実名を挙げたのは、ガクテンソクの奥田修二さんでした。

若手時代に投げかけられた一言が長年にわたり心に残り、飲み会でのやり取りでも火種となったことを赤裸々に告白。芸人同士の人間模様が浮き彫りになった今回の発言は、笑いと同時に芸人としてのプライドの強さを感じさせるものでした。今後、この関係がどう変化していくのか、注目が集まりそうです！