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出川哲朗を“好感度高い芸人”へと導いた【大先輩の“金言”】とは?「すごく胸に刺さった」

  • 2025.10.8
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2020年、ファミスタ新作の“超大物助っ人”として登場した出川哲朗(C)SANKEI

今や“好感度が高い芸人”の代表格ともいえる出川哲朗さん。過酷なロケや体を張ったリアクション芸でお茶の間に笑いと元気を届ける一方で、芸人としての芯の強さや人間味あふれる姿勢にも多くの共感が集まっています。

そんな出川さんが、芸人としての方向性に悩んでいた時期に“心の支え”となったという、大先輩からの金言を明かしました。それは、笑いの技術でもなく、ネタの精度でもない“人間そのもの”に関わる深い言葉だったといいます。

出川哲朗さんが今でも心に残っている、芸人の大先輩から授かった金言とは?

さて、ここでクイズです!

出川哲朗さんが芸人としての迷いを抱えていたとき、ある大先輩からかけられ、今でも心の支えになっている“金言”とは何でしょうか?

ヒント…

  1. 芸人に必要な技術とかではない
  2. 人間性そのものに関する言葉

「これをやるって分かっていても笑っちゃう」

答えは…「人間そのものがおもしろかったら、何やったって絶対、笑ってもらえるから。だから人間力を高めていこうよ」です!

出川哲朗さんは、2023年8月19日放送のNHK・Eテレ『ワルイコあつまれ 夏休みスペシャル』にゲスト出演。香取慎吾さんや子どもたちが“記者”として質問を投げかけるなか、芸風やキャリアについて深く語りました。

「ダチョウ(倶楽部)さんとかはパターンが決まってて、伝統芸みたいになって、これをやるって分かっていても笑っちゃう、というところまでいったら素晴らしい」と、自身と同じくリアクション芸を極めてきた先輩への敬意を口にした出川さん。

しかし一方で、「リアリティーを追及したほうがいいかなと思って、真逆をやろうと思ってそっちに行った」と、自分自身の道を模索し続けてきたことも明かしました。

「すごく胸に刺さった」

そんな出川さんにとって、大きな転機となったのが関根勤さんから授けられた一言。

「関根勤さんに言ってもらったことですごく胸に刺さったんだけど、“ネタとかそういうことじゃないんだよ。人間そのものがおもしろかったら、何やったって絶対、笑ってもらえるから。だから人間力を高めていこうよ”とおっしゃったのが、すごく心に残ってて」と語り、今でもその言葉を大切にしていると明かしました。

この言葉に、香取慎吾さんも「出川さんはチャンネル替えていて映ってたら止まっちゃうんですよ。何かが起こるから」としみじみコメント。「そこは出川さんの人間力を求めてる視聴者がいるのかもしれない」と、出川さんが今なお第一線で愛され続ける理由にうなずいていました。

エピソードを知るとより好きになるかも!

出川哲朗さんが体当たりで笑いを届ける姿の裏には、“人間力”という深く根っこの部分に向き合ってきた努力と信念がありました。芸人としての迷いや葛藤を経て、関根勤さんの言葉に背中を押され、自分のスタイルを信じて突き進んできた出川さん。

笑われるのではなく“笑わせる”存在として、今や幅広い世代から親しまれている出川さんの魅力。その裏には、芸人という職業を超えた”人間力を高めていく”という、シンプルで力強い教えが生きているのかもしれません!