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朝ドラで語られた“覚悟の一言”に称賛の声続出「名言!」「グッときました」心揺さぶる場面に溢れた『あんぱん』【1週間解説】

  • 2025.9.14
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『あんぱん』第24週(C)NHK

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』は、第24週「あんぱんまん誕生」が放送された。『アンパンマン』がようやく雑誌に掲載されるも、周囲からの反応はイマイチで落ち込む嵩(北村匠海)。一方、自宅にいたのぶ(今田美桜)の元へ、意外な人物が訪れる。この記事では、一週間の見どころを視聴者の反応とともに振り返る。

※以下本文には放送内容が含まれます。

『アンパンマン』に込められた思い

嵩は再び“おじさんアンパンマン”を描き始めた。そのストーリーは、アンパンマンが戦場の空を飛び回り、敵も味方も関係なくお腹を空かせた子供たちのためにパンを届け続けるというもの。しかし、国境を越えたところでアンパンマンは、撃ち落とされてしまう。なぜ撃ち落とされるのかとのぶが尋ねると、「正義を行うということは、自分も傷つくことを覚悟しなきゃいけない」と嵩は語った。

視聴者からは「名言!」「グッときました」「深いですね」など、共感の声が多く上がっている。

一方、映画『千夜一夜物語』のキャラクターデザインが大詰めを迎える。作業後に帰宅した嵩は手嶌治虫(眞栄田郷敦)を伴い、のぶのお茶を味わった手嶌は、映画は人生観を変える力を持つべきだと語る。

ついに『アンパンマン』雑誌掲載

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『あんぱん』第24週(C)NHK

『千夜一夜物語』が大ヒットし、嵩は編集者から次作依頼を受ける。のぶは、『アンパンマン』を読んでほしいと編集者に必死に訴えて、ようやく雑誌掲載にこぎつけた。しかし、周囲の反応が芳しくないことに嵩は落胆する。

そんな嵩にのぶは、『アンパンマン』の良さについて語り始める。のぶは、過去に羽多子(江口のりこ)から言われた「恨みは恨みしか生まん」という言葉を思い出したという。この作品に込められた嵩の思いが誰かを救うはずだから、多くの人に届いてほしい、と嵩を励ましたのだった。

3年後

のぶは子どもたちに『アンパンマン』を読み聞かせるが、反応は薄く落胆。それでも夫を支えたいと願う。やがて嵩が監督した映画『やさしいライオン』が公開され、観客から高く評価される。

嵩は漫画家、詩人、作詞家、絵本作家、映画監督、さらには編集長と多くの肩書を持ち日々を忙しく過ごしていた。また、八木(妻夫木聡)の会社は『株式会社 キューリオ』に改名され、視聴者からは驚きの声も届いた。

2人が見つけた逆転しない正義

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『あんぱん』第24週(C)NHK

柳井家に東海林(津田健次郎)が訪れ、嵩の活躍や成長を喜ぶ。東海林は、のぶと嵩が高知新報の面接で同じようなことを言っていたと振り返る。“逆転しない正義”を見つけたいと。そして、その答えがヒーロー像として込められた『アンパンマン』を嵩にもっと書くようにと、のぶはそれを応援するようにと背中を押したのだった。

東海林は、周囲からは不評な『アンパンマン』を、唯一肯定してくれた。のぶと嵩のことをよく知る東海林ならではのエピソードに、「涙が込み上げてきちゃう」「朝から号泣」「高知新報時代が一気に頭を駆け巡りました」など視聴者から感動の声が止まない。

東海林の真意

琴子(鳴海唯)から届いた手紙には、東海林が上京した本当の理由が記されていた。衝撃を受けるのぶと嵩。その夜、嵩は鉛筆を走らせ、迷いを抱えながらも創作に向き合う。

今週は、嵩の創作活動が大きな節目を迎えた一週間であった。次週はどのような展開が待ち受けているのか、引き続き注目である。


連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHKプラスで見逃し配信中