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配達員「配達です」客「今の詐欺だよ！」インターホン越しから聞こえる会話に絶句「傷つくよ…」

  • 2025.10.11
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photoAC（画像はイメージです）

ネットショッピングが当たり前となった今、配送業の需要は年々高まり続けています。それに伴い、運送会社と業務委託契約を結ぶ個人事業主の配達員も増加しました。皆さんの中にも、「制服を着ていない配達員さん」に荷物を届けてもらった経験がある方は少なくないのではないでしょうか。

配送業女子まゆ（@K39ZwBUfgN16382）さんが、「配達先で起こった珍事件」についてX（旧Twitter）に投稿し、注目を集めています。

配達先で、いったいどんなことが起こったのでしょうか？

気になる投稿が、こちら！

配送業に転職して2年ほどになる投稿者さん。
個人事業主として業務委託契約を結んでいるため、制服を着用せずに荷物を届けています。

ところが、この「制服を着ていない」ことが裏目に出て、配達先で子どもから「詐欺だ！」と勘違いされてしまったのだとか。幸い保護者に疑われることはありませんでしたが、「配達員＝制服を着ている人」と覚えていた子どもは、最後まで投稿者さんを不審者扱いしていたそうです。

確かに、制服を着ていない配達員と不審者を見分けるのは難しいもの。しかし、荷物を届けに行った先で不審者だと思われてしまうのは、やはり悲しくもあり困ってしまいますね。

インターホン越しに「詐欺だよ！！制服着てないよ！！」「だって詐欺っぽい顔してたもん！」と必死に訴える子どもの声に、投稿者さんは思わず苦笑。「子どもながらに防犯意識が高いのは立派だけれど…詐欺っぽい顔はさすがに傷つく」と肩を落としたそうです。

では実際、制服を着ていないことで配達がスムーズに進まない場面は多いのでしょうか。投稿者さんに詳しくお話を伺いました。

顔なじみになり、覚えてもらえる努力を

---防犯意識の高さは大切ですが、子どもの発言に驚きました…。この後、親御さんとはどのようなやり取りがあったのでしょうか？

普通に荷物の受け渡しをしました。あるあるなのですが、オートロックのインターホンは通話を切るを押さないと室内の音声が切れません。会話が終わった後も切り忘れる人が多く、室内の音がエントランスに大音量で流れます。なので、今回の件も室内の音声が漏れているとは気づいていなかったのではないでしょうか。

---なるほど！お子さんは内輪での会話のつもりだったのですね。今回のように、業務委託での配達中、制服を着ていないことで配達がスムーズにいかないと感じる場面は多いのでしょうか？

制服を着ていないことで疑われてしまう場面は少なくありません。ただ、委託元では過去に制服の悪用事件があったことから、制服の管理には非常に慎重です。そのため、委託配達員には制服は貸与されません。

疑われるのは仕方ないのですが、何度も配達に行くうちに顔馴染みになり、覚えてもらえるよう努力しています。

---確かに。制服が悪用される恐れもありますよね。今回のように、配達をしていて驚いた出来事が他にもありましたらお聞かせください。

女性配達員で、セクハラまがいのお客様にあうことは多々あるようです。他にほっこりした体験もあります。

配達時にいつもお茶をくれる年配のおばあちゃんがいるのですが、超ツンデレで。お礼を言っても「別にタダでもらったやつだからね！美味しくないよきっと！」と憎まれ口を叩くのですが...。そのお茶、定期的に購入していることを知っています。何故なら置き配で私がそのお茶を配達しているからです（笑）。

---可愛らしいおばあさまですね！貴重なお話をありがとうございました。

「これは傷つきますね」同情の声多数

防犯意識の高い子どもに、多くのユーザーが驚きつつも感心したようです。「これは傷つきますね」と、投稿者さんに同情する声も寄せられていました。

悪質な事件は後を絶ちません。防犯意識は高ければ高いほど安心ですが、できればインターホンの「通話を切る」を確認してから、配達員についての会話をしてほしいものです。

配達する側も受け取る側も、気持ちよくやり取りできる状況が増えることを願わずにはいられない投稿でした。

取材協力：配送業女子まゆ（@K39ZwBUfgN16382）さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています

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