母親に美味しい日本食を食べさせたい男性…　カツカレー作りに挑戦した結果「幸せな気持ちになりました」

アメリカ人のクリスさんと大阪人のギンさんが、日本全国を回って美味しい食事やレストランを紹介する『クリギンちゃんねる -英語で日本旅-』。クリスさんとギンさんの独自の視点で日本のグルメを紹介する動画は人気が高く、登録者数は25.6万人（2025/10/06時点）に上ります。

いったいお母さんはどのような反応をしたのでしょうか？

お母様に「カツカレー」を作りたい

クリスさんとギンさんは、クリスさんのお母様に「カツカレー」を食べてもらうため、カレー作りに挑戦します。クリスさんが、「日本の美味しいものを母にもっと食べてほしい」と思ったからだそうです。

ただ、お母様は好き嫌いが多く、カレーが苦手。ですがクリスさんは「日本のカレーはマイルドで美味しいから大丈夫だと思う」と期待します。日本の「カレーライス」は世界的にも人気なんだそうです。

まずは、スーパーやお肉屋さんでカツカレー作りに使う食材を調達します。アメリカのスーパーでは人参の種類が豊富だったり、肉を量り売りしていたりと日本と異なるポイントもたくさん。また、店員さんの対応も"ゆるく”、ギンさんは指定したものとは違うお肉を買うことに…。

自宅に帰り、購入した材料を並べていきます。玉ねぎ、人参、カレールー、とんかつ用のパン粉や卵、お肉…。そして日本から持ってきた新潟産のお米や土鍋、「猫のご飯型」も用意します。

まずは、一番大事なご飯を土鍋で炊きます。それと並行してカットした玉ねぎや牛肉を手際よく炒め、水を加えてひと煮立ち。出てきたあくも丁寧にすくい取ります。最後にカレールーを入れると、完成です。

クリスさんが味見し、「美味しい」と満足そう。お米も美味しそうに炊けました。

続いてとんかつも作ります。あらかじめ豚肉の筋を切って下処理をした後、パン粉などを付けて油へ投入。カラっとおいしそうに出来上がりました。

ここで、ギンさんはカレーに隠し味の砂糖を加えます。砂糖を加えることで味がまとまるそう。クリスさんは「深いコクが出る」と話します。

盛り付けは、クリスさんが担当。「猫のご飯型」を使って可愛らしくご飯を盛り、カレーととんかつを載せました。

クリスさんの母・リンダさんはカレーもとんかつも初めて食べます。まず人参を口に入れると…「好きよ」「辛くないし、風味豊か」と気に入ってくれたよう。クリスさんの日本食のおいしさを伝えたいという思いが届きました。

リンダさんは昔、日本にも行ったことがあるそうで、日本で訪れた場所などの思い出話を披露。クリスさんが日本人の印象を訪ねると、「とても親切だったわ」と振り返りました。

カレーに続き、とんかつも味わいます。とんかつも「とても美味しい」と大絶賛。ギンさんとクリスさんは、好き嫌いがあるリンダさんでも美味しく味わえたことから、カレーが世界中で愛される理由を改めて感じました。

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

おいしいって食べてもらえるってうれしいですね。砂糖を隠し味で加えるのは新鮮でした。我が家では炒めるときニンニクを加えます。

お母さん気に入ってくれて本当によかったです！見てて緊張した

平和で幸せな気持ちになりましたブラボー日本のカレーライス！

カレーといえば、インドが有名ですが、日本のカレーは独自の進化を遂げているそうです。海外の方には、カツカレー以外にも、さまざまな種類やトッピングを楽しんでみてほしいですね。

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています