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朝ドラ『あんぱん』“思いもよらぬ演出”に視聴者「まさか流れるとは」「感動で涙した」…最終週でみせた“粋な計らい”

  • 2025.10.2

9月26日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『あんぱん』。放送が終了したいまも、作品への称賛や惜しむ声は止まりません。

今回は、9月25日に放送された『あんぱん』がSNSで大きな話題となっていた件について、みていきましょう。

第129話では、テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』の初回が放送され、関係者がそれぞれの想いで胸をいっぱいにするシーンが描かれました。ドラマの中では今までにない「思いもよらない演出」も見られ、その粋な計らいに視聴者から称賛の声が上がっていたようです。

その「思いもよらない演出」とは、いったいどんなものだったのでしょうか…?

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今田美桜(C)SANKEI

アニメ『それいけ!アンパンマン』初回放送を描いた129話

『あんぱん』は、大人気キャラクター・アンパンマンの生みの親である絵本作家・やなせたかし(ドラマの中では北村匠海さん演じる柳井嵩)と、その妻・小松暢(ドラマの中では今田美桜さん演じる柳井のぶ)をモデルとした物語。第26週では「愛と勇気だけが友達さ」が放送されました。

『それいけ!アンパンマン』初回放送を見つめるのぶと嵩、仲間たち

9月25日に放送された第129話では、TVアニメ『それいけ!アンパンマン』の初回が放送される様子が描かれました。

1988年10月3日、のぶと嵩がリビングのソファでドキドキしながら放送開始を待つ場面から物語は始まります。「あ、始まる!」のぶが小さく呟くと同時に、テレビからは「そうだ、おそれないで、みんなのために。愛と勇気だけがともだちさ」とおなじみの『アンパンマンのマーチ』が流れ始めます。

その後も、キューリオで初回放送を見守る八木(妻夫木聡さん)や蘭子(河合優実さん)、オープンしたレストランで泣きながら初回放送を見届けるメイコ(原菜乃華さん)やたくや(大森元貴さん)などの姿が次々映し出されました。

今までさまざまな形でのぶや嵩と関わってきた仲間たちは、アニメになった『アンパンマン』に感動で胸がいっぱいになるのでした。

局の垣根を超えて…『それいけ!アンパンマン』初回放送をそのまま再現!

実は、第129話で流れたアニメ『それいけ!アンパンマン』の映像は、当時オンエアされた初回の映像や音声をそのまま使用したもの。素材を組み合わせ、オープニングからエンディングまで約3分半にわたり「当時そのまま」の映像が再現されたのです。

アニメ『それいけ!アンパンマン』は日本テレビ系で放送されている作品。局の垣根を越えて番組の映像が長尺使用されるのは異例の試みで、これは日本テレビをはじめとする関係者の全面協力があって実現したことのようです。まさに快挙だと言えるでしょう。

思いも寄らない粋な演出に感激!

この思いもよらない粋な演出に視聴者は感激!

「まさか実際の映像がドラマ内で流れるとは…!」「感動で涙が…」「さすが!コレをやって欲しかった!」「すごいね、そのまま放送されてた」「驚き通り越して感動!」「すばらしいコラボ」など、SNSには制作スタッフへの称賛の声が多数寄せられていました。

レギュラー化を期待する声多数

9月26日に惜しまれながら最終回を迎えたNHK朝ドラ『あんぱん』。最終回である第130話では、病に倒れつつも、嵩と愛し合いながら精一杯生きようとする明るく前向きなのぶの姿に、多くの視聴者が涙しました。

朝ドラ『あんぱん』は終わりましたが、のぶと嵩の優しさや「逆転しない正義」はこれからも『アンパンマン』を通じて多くの子どもたちに語り継がれていくことでしょう。

 


※記事は執筆時点の情報です