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【大阪・関西万博】砂漠に触ってお宝探し!?クウェート・パビリオンの体験型展示が楽しすぎ!子どもから大人まで大人気!

  • 2025.8.28

クウェート・パビリオンは未来を照らす「灯台」がテーマ

クウェート・パビリオン展示の一つ「先見の明かり」。砂丘をイメージしたスペースに座って満点の星空などの映像を眺めることができます。
クウェート・パビリオン展示の一つ「先見の明かり」。砂丘をイメージしたスペースに座って満点の星空などの映像を眺めることができます。

大阪・関西万博(以下、万博)の海外パビリオンの中で、子どもから大人まで楽しめる体験型の展示が人気のクウェート・パビリオンを取材しました。

クウェート・パビリオンがあるのは、大屋根リング内側のエンパワーリングゾーン。大きくウェーブした外観が遠くからでもよく目立ちます。この特徴的な建物はパビリオンのテーマ「先見の明かり」を象徴。夜のライトアップも幻想的で来場者と未来を照らす「灯台」のような存在でありたいとの思いが込められているそうです。

驚きの演出で歴史や文化を学ぶ

展示エリア「知覚の真珠」。真珠をモチーフにしたスクリーンに案内役の3人(?)のキャクターが映し出されます。
展示エリア「知覚の真珠」。真珠をモチーフにしたスクリーンに案内役の3人(?)のキャクターが映し出されます。

まず、最初に案内される「知覚の真珠」では、光る真珠の形をしたスクリーンに導入のアニメーションが映し出されます。親しみやすいキャラクターたちがクウェートの歴史や文化を分かりやすく紹介してくれます。石油産出国のイメージが強かったのですが、クウェートがかつて真珠の輸出で賑わった国であることを初めて知りました。映像に合わせて風が吹き抜けたり、太陽が照りつけるシーンでは照明で熱さも感じるように工夫されるなど、サプライズを交えた演出に引き込まれます。

本物の砂漠のミニチュア版でお宝探しに夢中!

「砂漠の夜明け」ハイライトのミニチュア版砂漠。砂漠の砂に触りながら宝探しが楽しめます。
「砂漠の夜明け」ハイライトのミニチュア版砂漠。砂漠の砂に触りながら宝探しが楽しめます。

続く「砂漠の夜明け」エリアの展示も、好奇心をくすぐるさまざまな仕掛けがいっぱい。ハイライトは、実際の砂漠の砂を使ったタッチ型の展示。砂漠のミニチュア版になっていて、砂漠の砂を触ってみると驚くほどサラサラしています。

そして、キラキラ照らされた砂をかきわけていくと土器やイカロスの石などのお宝が出現し、掘り当てるとスポットライトが当たります。トカゲやサソリなどの生き物がアニメーションで走り回り、タッチすると逃げ出すのも微笑ましいです。子どもさんはもちろん、大人やお年寄りの方も砂の感触とお宝探しを楽しんでいました。

ほかにも、クウェートに生息する生き物の生態や人々の暮らしをクイズ形式で学べるコーナーや真珠や綿花などの特産品の実物展示コーナーもあり、日本が明治時代にクウェートから綿花を輸入していた歴史などを知ることができました。

願いが星になる!感動のフィナーレ

最終エリア「先見の明かり」。ダイナミックな映像美で明るい未来が表現されます。
最終エリア「先見の明かり」。ダイナミックな映像美で明るい未来が表現されます。

さらに、ダンスや滑り台など体を使ってクウェートの文化や現在の暮らしが分かる「人々と文化」エリアを経て、最後の展示エリア「先見の明かり」へ。

「先見の明かり」で砂漠をイメージした部屋の好きな場所に寝そべると、ドーム型の天井一面に広がる大型スクリーンに満天の星が!実は壁に未来への願いを声で吹き込める装置があり、願い事が星に姿を変えてドームの夜空に投影されるといううれしい仕掛けがあります。やがて星空が一つに溶け合ってクウェートの未来像を象徴する映像へと変わり、迫力の大音響とともに締めくくられます。

世代を超えて楽しめる人気のパビリオン

映像や展示を単純に見せるだけでなく、触れたり、頭や体を使ったり。子どもから大人まで、年齢や国籍を超えて楽しめる工夫が凝らされている展示が印象的でした。

数ある海外パビリオンの中でも人気が高いクウェート・パビリオン。当日予約や予約なしの見学も可能ですが、混雑時は列に並ぶことができないほどの盛況ぶりです。来場当日に混雑状況に応じたパビリオンの対応を現地で確認してみてください。

※掲載情報は8月上旬の取材時点のものです。

(野村ゆき)

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