1. トップ
  2. 『話すのが苦手な人』が実践したい…「明るく話す」でも「話題を探す」でもない、“聞き上手になるコツ”とは?【プロが解説】

『話すのが苦手な人』が実践したい…「明るく話す」でも「話題を探す」でもない、“聞き上手になるコツ”とは?【プロが解説】

  • 2025.9.9
undefined
※Google Geminiにて作成(イメージ)

人と会話をするとき、「話さなきゃ」とプレッシャーを感じていませんか?特に話すのが苦手な人なら、明るく元気に話すとか、面白い話題を探すとか、そういう努力が逆に負担になりがちです。でも、聞き上手になるコツは、実は“話す”部分にこだわらなくていいんです。この記事では、無理せず自然体で相手に好かれる聞き上手の秘訣を、「明るく話す」「話題を探す」以外の角度から、プロの視点で解説します。話が苦手な方も安心して読んでみてくださいね。

一方的に話すプレッシャーから解放!聞き上手の本当の意味とは?

コミュニケーションの場で「話さなきゃ!」と感じるのは、実は日本の文化や教育の影響が大きいと言われています。学校や職場で「積極的に自分の考えを表現しなさい」と教えられてきたため、「話す=評価」という印象を持ちやすいのです。しかし、対話の本質は相手との「やりとり」や「理解し合うこと」。その中心にあるのは「聞く」姿勢です。

心理学の研究でも、聞き手の態度が良いと相手は自然に話しやすくなり、深い内容も引き出されやすいと報告されています。無理に話題を探したり明るく振る舞うよりも、『相手を理解しよう』という気持ちを持つ方が、結果的に好印象につながりやすいのです。

相手の言葉の裏にある感情をキャッチする“共感力”で自然に聞き役に回る

では具体的にどうすれば無理なく聞き上手になれるのでしょうか?それは「共感力」を身につけることが大切です。共感力とは、相手の感情や気持ちに寄り添い、「わかるよ」「そうだよね」と実感できる力のこと。これがあると、言葉の内容だけでなく表情や声のトーン、間の取り方からも相手の心情を感じ取ることができます。

たとえば、相手が話すときに軽くうなずいたり、表情を変えたりするだけで「ちゃんと聞いている」というサインになります。また、「それは大変だったね」「嬉しいね」といった自分の言葉で感情を返すことも共感の一つ。そして無理に話題を作ろうとせず、相手の話題に自然に反応するだけで十分です。

こうした共感的な聞き方は、話すことに自信がなくても誰でもチャレンジでき、話し手の安心感が増すことで結果的に話が弾みます。プロの心理カウンセラーも、話し下手な人にまず勧めるのは「聞くことに徹する」スタンスだとされています。

話すよりも大切?!「無理しない聞くテクニック」で会話がぐっとラクになる

実際の会話で使える具体的なテクニックを挙げましょう。まず1つ目は「相手の話のキーワードを繰り返す」こと。たとえば「旅行が好き」と言われたら「旅行が好きなんだね」と短く返すだけでも相手は話しやすくなります。

2つ目は「オウム返し」。相手の言葉をそのまま返すのではなく、言い換えたり感情を乗せたりして話すことです。「最近忙しくて疲れてる」と言われれば、「忙しいのは大変そうだね」と感情を踏まえて返すと心に響きます。

3つ目は「相手の話題に委ねる」こと。無理に話題を広げようとせず、「もっと聞かせて」と自然に促すフレーズを使えば、話し手は安心して話せます。ここで大切なのは、相槌や表情で「興味を持っている」という態度を示すこと。声のトーンを穏やかに保つだけでも、話しやすさが格段に上がります。

これらのシンプルだけど効果的なテクニックは、無理に話題を考えたり明るく振る舞うよりも気負わずできるため、おすすめです。ただし、共感しすぎて相手の感情を背負い込まないように気をつけてくださいね。

まとめ

話すのが苦手な人が無理なく聞き上手になるコツは、明るく話すことや話題を必死に探すことではありません。むしろ「共感力を高める」「相手の言葉に素直に反応する」「無理しない聞き方を知る」ことが大切です。これらは多くの人に効果があり、話し手も安心感を持てるコミュニケーションの基本とも言えます。話すことにプレッシャーを感じる人は、まず「聞く」ことにフォーカスしてみましょう。すると自然と会話が弾み、あなたも「聞き上手」として周囲に好感を持たれるはずです。


監修者:あゆ実社労士事務所

undefined


人材育成とキャリア支援の分野で約10年の経験を持ち、社会保険労務士・国家資格キャリアコンサルタントとしても活動。
累計100名以上のキャリア面談を実施し、1on1面談制度の設計やキャリア面談シート作成などを通じて、組織の人材定着と成長を支援してきた。
新入社員向け「ビジネスマナー」「マインドセット」「ロジカルシンキング」研修やキャリア研修では、企画・コンテンツ作成から講師まで一貫して担当。
人間関係構築や部下育成、効果的な伝え方に関する豊富な実務経験を活かし、読者や受講者が一歩踏み出すきっかけとなる関わりを大切にしている。