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『なぜか人を不快にさせない人』が気をつけている…「否定しない」でも「同調する」でもない、“会話のマナー”とは?【プロが監修】

  • 2025.9.8
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

誰と話してもなぜか居心地がよく、「話していて嫌な気持ちにならない」と感じる人っていますよね。そんな人は単に「否定しない」や「同調する」だけでなく、もっと繊細な会話のマナーを自然に実践していることが多いんです。コミュニケーションに悩む人にとって、「どうすれば相手を不快にさせずに話せるのか」は永遠のテーマかもしれません。今回は、プロの監修をもとに、実は見落としがちな会話のコツ、そして“否定もしない、ただ同調もしない”ちょうど良い距離感の会話マナーについて詳しく解説します。

「否定しない」でも「同調する」でもない、対話を円滑にする秘訣とは?

よく聞くのは「相手の発言を否定するな」とか「相手に同調すればうまくいく」というアドバイス。しかし、このどちらかに偏りすぎると、会話が不自然になったり、逆に相手を窮屈にさせてしまうことがあります。心理学的にも「否定しない」ことは相手の考えや感情を尊重する意味で大切です。しかし、過度になると相手の本音が見えにくくなります。また「同調する」だけでは、自分の意見を持たない人と受け取られがちです。

そのため、多くのコミュニケーションの専門家が勧めるのは、「相手の話に対して完全に賛成もせず、否定もしない“認める態度”を保つこと」。相手の言葉の価値を否定せず尊重しつつ、自分の考えを押し付けないという絶妙なバランスを意味します。

具体的には、「なるほど、そう感じるんですね」と共感的に相手の話を受けながら、時には「私はこう考えることもあるよ」と自分の見解も柔らかく示すスタイルです。これにより、相手は安心して話せ、自分も話し手としてきちんと尊重されている感覚を得られます。

なぜこの方法が不快感を生みにくいのか

この“否定せず、同調もしない認める姿勢”は、信頼関係を築く大きな要因の一つです。例えば友人の愚痴や悩みを聞く場面では、ただ「そうだよね!」と同調するだけでなく、「それは大変だったね」とまず認めます。さらに「そんなふうに思うのは無理もないよ」と感情を理解していることを示すと効果的です。

さらに、さりげなく「私ならこう感じることもあるかも」と話すことで、会話に豊かな広がりと奥行きを作ることが可能です。

仕事の場面でも否定ばかりをされるとどんどん意見がだしづらくなり、それが周りにも広がってしまいます。「意見を否定されていない安心感」があると、チームの雰囲気が良くなり、活発にディスカッションされる雰囲気づくりができるでしょう。つまり、この会話マナーは個人だけでなく、組織全体の人間関係にもポジティブに影響するのです。

会話を格上げする「認めるコミュニケーション」を習慣にしよう

結局、なぜか人を不快にさせない人は、意識的・無意識的に「否定しない」「同調する」といった二極化した態度ではなく、「認める」ことをベースに会話を組み立てています。このスタンスは「相手の価値観を尊重しつつ、自分の意見も大切にする」から、お互いに心地よい距離感を保てるのです。

日常生活で実践するには、まず相手の話をよく聴き、感情や価値観を受け入れる姿勢を持つことから始めましょう。話し手の良いところを見つけて伝えたり、疑問があれば「教えてもらえる?」と丁寧に尋ねてみるのも有効です。決して自分の考えを押し付けず、かつ無理に同意もしないことで、お互いが話しやすい空間が生まれます。

こうした「認めるコミュニケーション」は、ビジネス・プライベート問わず良好な人間関係づくりに役立つので、ぜひ今日からの会話に取り入れてみてくださいね。


監修者:あゆ実社労士事務所

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人材育成とキャリア支援の分野で約10年の経験を持ち、社会保険労務士・国家資格キャリアコンサルタントとしても活動。
累計100名以上のキャリア面談を実施し、1on1面談制度の設計やキャリア面談シート作成などを通じて、組織の人材定着と成長を支援してきた。
新入社員向け「ビジネスマナー」「マインドセット」「ロジカルシンキング」研修やキャリア研修では、企画・コンテンツ作成から講師まで一貫して担当。
人間関係構築や部下育成、効果的な伝え方に関する豊富な実務経験を活かし、読者や受講者が一歩踏み出すきっかけとなる関わりを大切にしている。