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『なぜか頼りにされる人』は当たり前のように言ってる…「任せて」でも「大丈夫」でもない、“信頼を生む言葉”とは?【プロが解説】

  • 2025.9.5
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

仕事やプライベートでなぜか人から頼りにされる人っていますよね。彼らがよく使う言葉といえば「任せて」「大丈夫」がパッと思い浮かびますが、実はそれだけでは信頼は生まれません。今回は、プロのコミュニケーション講師が教える“信頼を生む言葉”にフォーカス。どんなフレーズが相手の心を動かし、本当に頼りにされる存在になるのか、そのキーポイントを掘り下げてご紹介します。

頼りにされそうな言葉がなぜか響かない理由

「任せて」「大丈夫」という言葉は、頼もしさを感じさせます。しかし、それだけで信頼関係が深まるとは限りません。これらは抽象的で具体性に欠けるため、相手には根拠が伝わりにくい安心感として受け止められてしまうのです。その結果、本人の意思や力量が十分に伝わらない場合があります。

人が信頼を寄せるには「この人は何をどうしてくれるのか」がはっきり伝わる言葉が必要。具体的な行動や状況をイメージできる言葉によって、相手は安心して任せられると感じます。加えて、言葉に「共感」や「理解」が込められていると、心の距離もグッと近づきます。

信頼を築く本当の言葉とは?

では、実際にどんな言葉が頼りにされる人のコミュニケーションに使われているのでしょうか?それは「任せて」や「大丈夫」よりも一歩踏み込んだ言葉、例えば「〇〇さんのご期待に応えるために、◯◯までにこの課題を終わらせます」「不安な点を一緒に整理して解決策を考えましょう」というような、具体的な行動がわかるメッセージです。

こうした言葉は、心理学研究でも、具体的な約束や誠実な言葉は信頼を高めることが示されています。具体的に約束を示し、相手のニーズに寄り添う言葉は、相手の不安を減らし、期待感を高める効果があります。

また、信頼を生む言葉は単に結果を約束するだけでなく、時には「現状を正直に伝える」ことも重要です。「現時点でわからないことがあるので、◯◯まで調べて、必ずご報告します」といった透明性の高い話し方は、誠実さを感じさせ、結果的に信頼を高めるでしょう

信頼を得るための言葉選びは、単に「ポジティブな言葉を使う」だけではありません。相手が何に不安を感じているのか、求めているのかを正確に理解し、それに合わせた言葉を使うのが肝心です。さらに、相手の言葉や感情に共感しつつ返答すると、心理的な距離感が縮まって、より強い信頼関係が生まれます。

具体的で誠実な『約束』を含む言葉

ここまで見てきたように、頼りにされる人の言葉にはいくつかの共通点がありました。鍵となるのは「具体性」「誠実さ」「共感」の3つ。これを意識して言葉を選び、伝えることが信頼の土台を作ります。

たとえば、ただ「任せて」と言う前に、「◯◯までに仕上げます」「途中で進捗を必ず報告します」「懸念点があれば早めに相談します」などと言葉で約束し、行動で裏切らない。日頃からそんな意識で言葉を発すれば、周囲の信頼度は自然と高まるでしょう。

また、相手が抱える問題や気持ちに寄り添い、言葉に共感を織り交ぜるなど、こうしたちょっとした一言が、人間関係を豊かにし、頼りにされる存在としての評価を確立します。言葉のチョイスと表現方法を慎重に選び、日々のコミュニケーションを大切にしたいものですね。


監修者:あゆ実社労士事務所

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人材育成とキャリア支援の分野で約10年の経験を持ち、社会保険労務士・国家資格キャリアコンサルタントとしても活動。
累計100名以上のキャリア面談を実施し、1on1面談制度の設計やキャリア面談シート作成などを通じて、組織の人材定着と成長を支援してきた。
新入社員向け「ビジネスマナー」「マインドセット」「ロジカルシンキング」研修やキャリア研修では、企画・コンテンツ作成から講師まで一貫して担当。
人間関係構築や部下育成、効果的な伝え方に関する豊富な実務経験を活かし、読者や受講者が一歩踏み出すきっかけとなる関わりを大切にしている。