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「他の人じゃ作れない雰囲気」「とんでもないレベル」実力派俳優たちによる“名シーン”に大絶賛の声【日曜劇場・最終話】

  • 2025.9.12

松本潤が主演するTBS系 日曜劇場『19番目のカルテ』(毎週日曜よる9時)の最終話が9月7日(日)に放送。徳重(松本潤)の前で倒れた師匠・赤池(田中泯)は、魚虎総合病院に運ばれた。赤池の病名が判明し、余命1ヵ月を宣告されるが、赤池は治療を拒み、徳重たちに何も話そうとせず…。最終話は「総合医療」の未来を映し出すような温かな回となった。

院長選で発した“康二郎”新田真剣佑の言葉に感動の嵐!

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日曜劇場『19番目のカルテ』最終話より(C)TBSスパークル/TBS

魚虎総合病院では総合診療科の廃止、小児科の縮小を掲げる外科部長・東郷陸郎(池田成志)が、現・院長の北野(生瀬勝久)の院長選が繰り広げられた。採算を考慮して病院の未来を語り掛けた陸郎に対し、息子で外科医の康二郎(新田真剣佑)に陸郎の改革案によってこぼれてしまった患者をいなかったことにできるかと問う。そして「優しさだけで医療は成り立たない。それは事実です。ですが、優しさを失くしてしまったら、僕たちは医者でいられない」と進言した。

康二郎の発言にSNSでは「泣いた」「ステキです。みんなの心を動かす言葉」「自分の考えを父親に話せるようになって、成長してかっこよかった!」と感動の声が上がっていた。陸郎は、息子の言葉を受け、院長選を辞退した。しかし、院長の北野に「陸郎くん」と声をかけられ、くだけた雰囲気で言葉をかわす場面も…。初回放送からいがみあっているように描かれてきたが、もともと同級生だった2人の和解する様子が微笑ましかった。

口を閉ざす赤池に伝えた徳重の覚悟に視聴者驚がく!

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日曜劇場『19番目のカルテ』最終話より(C)TBSスパークル/TBS

肝移植を行わなければ余命は1ヵ月という赤池に、徳重は総合診療医として向き合った。そして、赤池に徳重自身がドナーになることを決意。基本的に家族がドナーとなる必要があるため、さまざまな手続きなどを行い、ハードルをクリアするために取り組んでいると徳重は赤池に告げた。SNSでは「まさか」「すごい覚悟」と、徳重の覚悟に驚きの声が上がる。

赤池は、19番目の専門科として"総合診療科"が誕生したものの、あらゆる困難が立ちはだかり前途多難だったと語りはじめる。常に、理想と現実のはざまで葛藤した赤池は、がむしゃらにしがみついてきた道が「正しいことなのか、間違ったことなのかわからない」「こんな話、お前にしたくなかった」と本音を漏らした。

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日曜劇場『19番目のカルテ』最終話より(C)TBSスパークル/TBS

しかし徳重は、畑への種蒔きや滝野先生の声に答えるといった赤池の"生きようとする姿勢"の理由を尋ねる。まだはじまったばかりの"総合診療科"を諦めずに一緒に見届けようと告げた。さらに、2人のやりとりを聞いていた滝野(小芝風花)も、「なんでも治せるお医者さん、私は諦めるつもりはありません。1人じゃなければなれるかもしれないと知ったので」と続け、赤池は治療を決意したのだった。

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日曜劇場『19番目のカルテ』最終話より(C)TBSスパークル/TBS

この場面に、「涙が止まらない」「徳重先生の奥底から湧いてくる愛がすごい」「ゆっくりと話す徳重の中に覚悟」「師の心を揺るがした瞬間」など多くの反響が寄せられている。また、このセリフのやりとりをした3名の俳優たちに「他の人じゃ作れない雰囲気」「とんでもないレベルの芝居」「名シーンすぎ」といった大絶賛の声も聞こえていた。

大物俳優がサプライズ登場! 患者役キャストの再登場に視聴者ほっこり

最終話では、かつて救急に携わっていた徳重とゆかりのある医師として吉田鋼太郎が出演。「まさか」「急に出てきてビックリ」「贅沢」とSNSが騒然となった。さらに、滝野は風邪が長引き咳が止まらない吹奏楽部の女子高生役で、大河ドラマ『べらぼう』で小芝と共演した新井美羽が出演していたことも話題になっている。

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日曜劇場『19番目のカルテ』最終話より(C)TBSスパークル/TBS

そして、1話で登場した黒岩(仲里依紗)や2話で登場した拓(杉田雷麟)など、“総合診療科”を受診した患者も再登場。少しずつ希望が見えてきた彼らに対し「再登場うれしい」「良かった」「最後に仲里依紗ちゃんと歩いてるシーンめっちゃ良かった」と温かな言葉が届いていた。

放送後には、「良心ある素晴らしい」「気持ちがほっこりしてました」「徳重先生が本当に居たらいいのにな」と反響が続出している。「徳重先生にまた会いたい」「続編希望」との声も相次いでいた。


TBS系日曜劇場『19番目のカルテ』毎週日曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。