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朝ドラ『あんぱん』“聞き慣れない一言”に視聴者「初めて聞いた」「何?」…一瞬にして虜にする“圧巻の存在”に「恐れ入った」

  • 2025.8.29
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「2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式に出席した河合優実(C)SANKEI

8月27日に放送されたNHK連続テレビ小説『あんぱん』がSNSで大きな話題となっています。

第108回では、主人公・のぶの妹であるメイコが、夫との関係に悩む様子が描かれました。キャストの素晴らしい演技もさることながら、この回で注目を浴びたのはとある「聞き慣れない一言」。

視聴者の関心を集めたのは、いったいどんな言葉だったのでしょうか?

夫との関係に悩むメイコの姿が描かれた『あんぱん』第108回

『あんぱん』は、大人気キャラクター・アンパンマンの生みの親である絵本作家・やなせたかし(ドラマの中では北村匠海さん演じる柳井嵩)と、その妻・小松暢(ドラマの中では今田美桜さん演じる柳井のぶ)をモデルとした物語。現在は第22週目「愛するカタチ」が放送中です。

8月27日に放送された第108回では、主人公・のぶの下の妹であるメイコ(原菜乃華さん)が、姉(のぶの上の妹)の蘭子(河合優実さん)に夫・健太郎(高橋文哉さん)についての悩みを打ち明ける…というストーリーが展開されました。

「よろめきドラマ」のワードにSNS大盛りあがり!

「パパとしては満点」と健太郎のことを褒めつつも、のぶ・嵩夫妻のような仲睦まじい関係にはなれないことに不満を持つメイコを見て、蘭子は「メイコ、よろめきドラマみたいなことしたいがかえ?」と一言。この「よろめきドラマ」という言葉が、SNSで大きな注目を浴びたのです。

「よろめきドラマ」とは、三島由紀夫さんのベストセラー小説『美徳のよろめき』から生まれた流行語。『美徳のよろめき』が人妻のドラマチックな不倫を描いた物語であったため、暗にそのような関係を指す言葉として使われていました。「よろめき」自体も流行語になっていたため、「よろめき夫人」などの言葉も使われていたようです。

「『よろめきドラマ』ってなんやねん…」初めて聞く言葉に令和の視聴者困惑

「よろめきドラマ」は、小説が出版された1957以降、しばらく流行った言葉だったので当時を知る視聴者からは「『よろめきドラマ』とは懐かしい言葉」「『よろめきドラマ』って言葉、久しぶりに聞いた」など、昔を懐かしむコメントが多数寄せられていました。

また、この日の『あんぱん』で初めて「よろめきドラマ」という言葉を耳にした方も。「『よろめきドラマ』って何?」「『よろめきドラマ』ってなんやねん…」「『よろめきドラマ』、初めて聞いた言葉」など、困惑の声も多数見られました。

ちなみに、メイコの願いは「よろめきドラマ=不倫ドラマ」のようなドキドキ感を味わうことではなく、戦時中にできなかった「お洒落して大好きな人(健太郎)と歩きたい」というささやかなもの。のぶや嵩の活躍もあり、メイコと健太郎の少しギクシャクした関係も良い方向に解決されました。

「圧倒的存在感と陰のある色気」蘭子役・河合優実の演技に称賛の声

第108回では、蘭子役の河合優実さんの演技にも注目が集まりました。

蘭子が、嵩の戦友であり「九州コットンセンター」の新店長になった八木信之介(妻夫木聡)への思いを胸に秘め、鏡を見つめながら静かに口紅を引くシーンがあります。その後、蘭子はかつての婚約者のことも考えるのですが…その悩ましげで艶っぽい表情が視聴者を一瞬で虜にしたのです。

「表情だけであそこまで感情表現するとは…恐れ入った」「圧倒的存在感と、どことなく陰のある色気」「セリフはなくても恋する女の色っぽさ出せる24歳の河合優実恐ろしい」など、称賛のコメントが多数寄せられていました。

間もなくラストを迎える『あんぱん』、最終回までお見逃しなく!

登場人物が増え、あらたな人間関係が繰り広げられている朝ドラ『あんぱん』。「よろめきドラマ」をはじめとする懐かしの言葉の登場も必見ですね!複雑な思いを胸に秘めた蘭子の今後も気になるところです。

間もなくラストを迎える『あんぱん』、最終回まで見逃せません!


※記事は執筆時点の情報です