1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【漫画】真面目な優等生がまさかの呼び出し!?“ギャルマインド”の男性教師から教わる、自由に生きるヒントとは

【漫画】真面目な優等生がまさかの呼び出し!?“ギャルマインド”の男性教師から教わる、自由に生きるヒントとは

  • 2025.8.13
漫画「マジメな優等生が ギャル信者の先生に生徒指導される話」のカット(ニッカさん提供)
漫画「マジメな優等生が ギャル信者の先生に生徒指導される話」のカット(ニッカさん提供)

Xで漫画を描いているニッカさんの漫画「マジメな優等生が ギャル信者の先生に生徒指導される話」が、Xで合計1200近くの「いいね」を集めて話題となっています。

主人公はその日、人生で初めて生徒指導室に呼び出されました。真面目で成績も問題なく、何一つ思い当たる節はありませんでした。そんな主人公が、先生から「問題児」と言われた理由とは…という内容で、読者からは「ギャル先生最高です!」「グッときました」「カッコイイです」などの声が上がっています。

自由を表すことの難しさ

ニッカさんは、Xで漫画を発表しています。この記事では、漫画全42ページのうち、一部を紹介しています。ニッカさんのXで最後まで読むことができます。ニッカさんに作品について話を聞きました。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ニッカさん「小学4~5年生ごろから描いていましたが、6年生ごろから絵を見られるのが恥ずかしくなってやめてしまい、それ以降漫画は読むだけでした。ちゃんとコマを割って『漫画の形』で描き始めたのは、昨年からです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。

ニッカさん「昨年受講した漫画のオンラインスクールで、『冒頭数ページを描く』という課題があり、『教師』がテーマの小ネタが生まれました。その後、卒業制作で読み切り漫画を描く機会があり、小ネタを広げて結末まで描けそうだったので、この話を選びました」

Q.作品の中の主人公はご自身と似ているところや、共感できる部分はありますか。

ニッカさん「『過去に人から言われたこと』や、『周りの声』に囚われすぎている部分です。今では、ほどほどに受け流せるようになりましたが、昔は『周りの声』ばかり気にしていて、自分の意志で選ぶことがあまりできていなかったと思います。同じように周りの声に悩む人に届けばと思い、主人公にその部分を反映させました」

Q.ニッカさんご自身も、今の自分に影響を与えてくれた先生や、記憶に残っている先生はいますか。

ニッカさん「小学1年生のときの先生のことは、今でも印象に残っています。自画像を描く授業で、私は自画像を描くことを最後まで拒み続け、最終的には先生が描いてくれたことがありました。その1件があったからか、後日私が描いた絵を見て、先生は驚くほど褒めてくれました。そのときの先生のリアクションが、『絵を好きになるきっかけ』だったのではないかと思っています」

Q.主人公は「真面目さ」を「めんどくさいことを回避するための手段」として使っています。この設定にはどのような意図がありますか。

ニッカさん「今回描きたかったのは、『周りの声を意識しすぎて、本来の自分の姿を封じてしまっている人』です。『根が真面目なわけではないが真面目をやっている人』を成立させるために、『めんどくさがりの極み』ということにしました」

Q.「自由」というテーマを描く中で、ご自身の自由についての考え方や価値観に変化はありましたか。

ニッカさん「『自由』を表現することの難しさを実感しました。以前、下描きを投稿した際に、『自由を押し付けるのは自由ではないのでは』という声があり、気を付けているつもりでも、そう受け取られることがあると感じました。『心の自由』のつもりでも『服装の自由』と受け取られるなど、テーマ自体の繊細さにも気付かされました」

Q.今回の作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。

ニッカさん「『後半がよかった』『感動した』などもありますが、シンプルに『面白かった』とたくさん言っていただけてうれしかったです。セリフの中では、『何ペチーノ』への反応が一番多かったのが、意外で面白かったです」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

ニッカさん「最近は忙しくてなかなか描けていませんが、またたくさん笑ってもらえるような漫画を描きたいです。さらに、読んだ後に心が少し軽くなっていただけたら、なお最高だなと思っています」

オトナンサー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる