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「一生独身で子ども部屋おばさん!惨め〜」駆け落ちした姉と元夫が戻ってきた…私の現状を伝えた結果!?

  • 2025.8.16

「いくつになっても仲良しでいられるはず」。そう信じていた私と夫。私は両親が営む定食屋で働いていて、夫も忙しい合間を縫って店を手伝ってくれることがありました。両親との関係も良好で、そんな夫と築いた家庭は、私にとって本当に幸せなものでした。
けれど、東京で暮らしていた姉が突然帰ってきたことで、私たちの生活は大きく変わってしまったのです。

姉の笑顔に隠された思惑

姉は昔から、美人で要領がよく、自分の思い通りに周囲を動かすのがじょうずな人でした。子どものころからチヤホヤされて育ち、自由奔放な性格のまま大人になった姉は、東京でも働かず、男性に支えられて暮らしていたようです。

そんな姉が突然地元に戻ってきて、私たち夫婦に「久しぶりに会いたい」と言ってきました。正直、気が進みませんでしたが、一応は家族。夫を連れてあいさつに行くことにしました。

そのときの姉は、信じられないほど愛想がよく、「素敵な旦那さんね」と夫にほほ笑みかけながら私たちを持ち上げてきました。私は違和感を覚えながらも、「まあ、角を立てることもないか」とやり過ごしました。

でも、後から思えば、これがすべての始まりだったのです……。

それ以降、姉は何かと理由をつけて夫と関わろうとしてきました。夫が手伝いをしている日にだけ店に差し入れを持ってきたり、なぜか夫宛てにSNS経由で「今度一緒に手伝わせて〜」と直接メッセージを送ったりしていたのです。

最初は夫も迷惑がっていた様子でしたが、次第に態度が変わっていきました。

気づけば、夫はスマホを私に見せなくなり、外出も増え、会話も減っていきました。

「仕事が忙しい」と言い訳をしていたけれど、私はどこかで勘づいていました。姉と、連絡を取り合っているのだと。

夫の突然の失踪と、1通の手紙

ある日、仕事を終えて店の片付けをしていると、母から「今すぐ来て!」という緊迫した呼び出しが。急いで駆けつけると、うなだれている父の姿があり、母は「店のポストにこの手紙が入っていたの」と、1通の手紙を差し出しました。

中に入っていたのは、夫の直筆の手紙と、離婚届。

《ごめん。君に何も言わずにこんな形で去ることを許してほしい。

最初はただ姉さんのことが気になっていただけだった。

でも、連絡を取るうちに、気持ちが変わってしまった。

君に対する気持ちは、もう戻らないと思う。

姉さんと一緒に生きていくことを選んだ。

離婚届、出しておいてくれ》

手紙を読んだ私は、何も言葉が出ませんでした。

姉と連絡を取っていたことは薄々気づいていたけれど、まさかふたりで姿を消すなんて……。

さらに追い打ちをかけるように、店の金庫から現金が消えていることが発覚。店の手伝いをしていた夫には、売り上げの管理を任せることもあったので、きっと、ふたりが持ち出したのでしょう。夫を信頼していた父は、大きなショックを受けているようでした。

何もかも信じられなくなって、私は静かに離婚届に判を押しました。

突然帰ってきた姉と元夫

数年後、姉と元夫は突然また実家に現れました。

開口一番、姉は「え、まだ実家に住んでるの? 子ども部屋おばさんじゃん!」と大げさに笑いながら言いました。

その後ろで元夫は、目をそらしながら無言で立ち尽くしています。

「まさかまだ引きずってるとか? 再婚もできずに定食屋のおばさんやってるとか、ほんとウケる〜」と姉は続けました。

さっきまで気まずそうにしていた夫まで「俺のせいで一生独身か。惨めな思いさせてごめんな」などと言う始末。

「再婚なら、もうしてるよ。今も夫と一緒にこの店を手伝ってる」と答えると、姉は「どうせ嘘でしょ」と笑っていましたが、ちょうどそのとき、私の再婚相手・A太が帰宅しました。

「この人が今の夫。あなたたちが消えたとき、店を立て直してくれた人よ」

A太は、以前から店の常連だった人。店が危機に陥ったときに支えてくれた一人です。今では地元でいくつも店舗を展開する飲食チェーンの社長となり、実家の店も彼のサポートで立て直すことができました。

そんな彼を見て、急に声色を変える姉。

「思い出した! 昔、通ってくれていたイケメンくんね!でも私がいなかったから妹にしたんでしょ? 今なら結婚してあげてもいいよ♡」

私は思わず吹き出しそうになりましたが、A太は淡々と答えました。

「その性格、昔から変わらないんですね」

姉と私は学生のころ、一緒に店を手伝うこともあったので、A太は姉の自己中心的な性格についても記憶に残っていたようです。

姉は顔をこわばらせ、元夫は再び気まずそうに黙っていました。

姉と元夫の哀れな末路

話を聞くと、姉と元夫は駆け落ちしたものの、生活はすぐに立ち行かなくなったようでした。

姉はもともと働くのが嫌いで、東京でも男性に支えてもらって生きていたタイプ。
けれど、元夫にも安定した収入はなく、いつのまにか金銭的に追い込まれていたのだそうです。

「仕方ないから戻ってきてやったのよ」と姉は強がっていましたが、明らかに生活に困っていた様子でした。

「私たちもこの店で働くわ」と言い出した姉に対し、A太はまっすぐ目を見て言いました。

「お客様によって態度を変えるような人は、うちにはいりません」

姉の接客態度の悪さは、昔から店でも地元でも有名でした。
そして今も、その本質は何ひとつ変わっていなかったのです。

姉と元夫は、両親に見放され、肩を落として帰っていったのでした。

かつては美人で周囲に持ち上げられていた姉も、年齢を重ねるにつれて、立場や評価が大きく変わっていきました。どれだけ恵まれた環境にいても、人との関わり方次第で、未来は簡単に変わってしまうものだと感じます。

人との接し方は、時間がたつほどに差となって表れていくもの。普段から誠実に人と向き合ってきたかどうかが、いざというときの信頼や支えになるのだと実感しました。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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