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「トップクラスの神曲」30年前に熱狂を巻き起こした“伝説の青春ソング” 40万枚超を記録した“大人気バスケアニメのED”

  • 2025.9.19

「30年前、テレビの前で流れていたエンディングを覚えてる?」

1995年の日本。放課後になると、部活帰りの学生たちがコンビニの前に集まり、缶ジュースを片手に仲間と笑い合っていた。街頭には最新のヒット曲が流れ、週刊誌や漫画をめくりながら、次の試合や恋の話に花を咲かせる。街の音楽ショップには新譜のCDが山積みになり、ランキング番組が夜の話題を独占していた。そんな中、アニメのエンディングから広がっていった一曲が、あの時代の青春を色濃く映し出す存在となった。

MANISH『煌めく瞬間に捕われて』(作詞:高橋美鈴・川島だりあ 作曲:川島だりあ)——1995年2月20日発売

青春の汗を包み込んだメロディ

MANISHは高橋美鈴と西本麻里による女性デュオで、この曲は彼女たちの10枚目のシングルにあたる。

『煌めく瞬間に捕われて』は、テレビ朝日系で放送されていたアニメ『SLAM DUNK』のエンディングテーマに起用された。試合の緊張感が解けるラストシーンに流れるこの曲は、視聴者の胸に青春の余韻をそっと残す特別な存在となった。

軽やかで爽快な旋律に、伸びやかに響く歌声。プレーの余韻を追い風のように包み込み、作品の世界観と見事に重なり合っていた。アニメと音楽が融合したその瞬間は、ただのBGMではなく「物語のもうひとつの結末」として人々の記憶に焼きついたのだ。

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※Google Geminiにて作成(イメージ)

勝負を支えた“フィールドのアンセム”

リリース後、『煌めく瞬間に捕われて』は40万枚を超えるセールスを記録した。だがその評価は数字にとどまらない。多くのプロ野球選手が登場曲に採用し、スタジアムで繰り返し鳴り響いたのだ

バスケットボールを題材にしたアニメから生まれた楽曲が、なぜ野球場でも響き渡ったのか。その背景には、この曲が持つ普遍的な「勝負の高揚感」がある。

アップテンポで背中を押すようなリズム、真っ直ぐに突き抜ける歌声は、どんな競技の選手にとっても心を奮い立たせる力を持っていた。結果的に、『SLAM DUNK』のエンディングという枠を超えて、「勝負の瞬間を彩る定番曲」として新たな生命を宿したのである。

アニメから生まれた音楽が現実のフィールドで選手たちを鼓舞し、観客を熱狂させる。スポーツと音楽が交差する場所で、この曲は確かに“応援歌”として生き続けていた。

記憶を呼び覚ます“あの頃の熱”

『SLAM DUNK』という作品自体が青春の象徴であり、そのエンディングを飾った『煌めく瞬間に捕われて』は、当時の学生たちの記憶と強く結びついている。

カラオケで歌えば一瞬にして仲間とあの頃に戻れるし、街角でイントロを耳にすれば、体育館の匂いや試合後の高揚感まで蘇る。音楽が呼び戻すのはメロディだけでなく、記憶そのものだった。

あれから30年。音楽の聴き方も、スポーツの楽しみ方も大きく変わった。それでもこの曲が流れるたび、心の奥にしまい込んでいた「あの頃の熱」が一気に解き放たれる。現に、SNSでは「何度救われたことか」「人生の中でトップクラスの神曲」「今聴いても古さを感じさせない完成された曲」といった声で溢れている。

『煌めく瞬間に捕われて』は、青春をもう一度呼び起こす、永遠のエンディングテーマなのだ。


※この記事は執筆時点の情報に基づいています。