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これどうやって計算するか覚えてる?「222÷0.2」→正しく計算できる?

  • 2025.11.27
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「小数で割る」という計算式は、日常であまり見ない分、「難しそう…」と感じてしまうかもしれません。

しかし、難しく見えるこの計算、実は小学校で習うものなのです。

もし小学生に計算方法を聞かれたときのために、一度「小数の割り算」の復習をしてみませんか。

問題

次の計算をしなさい。
222÷0.2

解答

正解は、「1110」です。

答えが、割られる数の222より大きくなるところに注目してください。

「計算方法を思い出せなかった…」という人は、次の「ポイント」で計算過程を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「割られる数も割る数も10倍してから計算をすること」です。

では、具体的な計算過程を見てみましょう。

222÷0.2
=(222×10)÷(0.2×10)←割られる数と割る数を10倍する
=2220÷2
=1110

これで答えが出ましたね。

割られる数にも割る数にも10を掛けると、式は「整数で割る割り算」に変わり、計算しやすくなるのです。

小数の割り算の計算ルールを復習しよう

先に説明した「割られる数と割る数を10倍する」という過程は、実は「割る数がどんな小数か」によって少し異なってきます。

小数の割り算の計算ルールは、次のようになっています。

<小数の割り算の計算ルール>
ステップ1:割る数が整数になるまで10を掛ける
ステップ2:割られる数にもステップ1と同じ数を掛ける
ステップ3:割り算をする

今回は、割る数が0.2だったため、10を掛けて整数の2を作りました。

しかし、割る数が0.02であったらどうでしょうか。0.02を整数にするには10を二回掛ける必要がありますね(0.02×10×10=2)。同じく、0.002であれば10を三回掛けます(0.002×10×10×10=2)。

そして忘れてはいけないのがステップ2の「割られる数にもステップ1と同じ数を掛ける」という点です。割る数に10を掛けたときは割られる数にも10を掛けます。同じく割る数に10×10や10×10×10を掛けたときは、割られる数にも同じ回数だけ10を掛けてから割り算をします。

ステップ2が重要な理由は、割り算を分数にすると分かります。

a÷bはa/bという割り算に書き換えられます。222÷0.2なら、222/0.2です。

分数では、分子と分母に同じ数を掛けても、数の大きさは変わりません。よって、分子(割られる数)と分母(割る数)に同時に10を掛けても、割り算の答えは変化しません。

222/0.2
=(222×10)/(0.2×10)
=2220/2

逆に言えば、分子(割られる数)か分母(割る数)どちらかにのみ10を掛けてしまうと、分数の大きさが変わってしまう(式が変化してしまう)ので注意しましょう。

まとめ

今回は、小数で割る割り算の計算方法を復習しました。

このような問題では、まず割る数に注目し、10を何回か掛けて整数にします。次に、同じ数を割られる数にも掛けます。このステップによって、問題は「整数で割る」割り算に変わり、計算がしやすくなります。

なお「整数で割る」割り算の答えは、そのまま「小数で割る割り算」の答えになります。答えの小数点を移動させる必要はありません。この点は、小数の掛け算と異なりますので、その違いにも気を付けてください。

引き続き小数の掛け算問題にもチャレンジして、割り算との違いを確認するとより理解が深まりますよ。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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