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これどうやって計算するか覚えてる?「60kmを50分で進む自動車」→時速は?

  • 2025.10.13
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速さの問題に強くなるコツの一つに、「単位をしっかり確認すること」があります。

今回の問題でも、単位がキーポイントになります。

学生時代、速さの問題が苦手だったという人も、ぜひ一度挑戦してみてください。

問題

60km50分で進む自動車の時速を求めなさい。

解答

正解は、「時速72km」です。

どうやって計算すればよいのか分かりましたか?

次の「ポイント」で、この問題の考え方を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「分速から時速を求めること」です。

まず、分速と時速の意味を確認しておきましょう。分速は1分間に進む距離、時速は1時間に進む距離のことです。

さて、問題に書かれている時間の単位は50「分」。一方で、求めなければならないのは「時速」です。そこで、まずは分速を求めてから、時速を求める作戦でいきましょう。

この問題の自動車は、50分で60km進むため、1分間で進む距離を知りたければ、60km÷50分を計算すればよいですね。

分速(1分間で進む距離):進んだ距離÷進むのにかかった分
60km÷50分=分速1.2km

この自動車の分速は1.2kmだと分かりました。

ここで、1時間は60分だったことを思い出してください。1時間で進む距離、つまり時速は60分間で進む距離と同じです。よって、分速1.2kmを60倍すれば、時速が求められるのです。

1.2km×60分=時速72km
※60分は1時間のこと

これで答えが求められましたね。

【別解】50分を何時間か考えて計算する

時速は、「進んだ距離÷進むのにかかった時間」で計算できます。この式に当てはめられるよう、50分を時間に直して答えを出すこともできます。

1時間は60分ですから、50分は50/60=5/6時間です。

60kmを5/6時間で進むので、時速は次の式で求められます。

時速(1時間で進む距離):進んだ距離÷進むのにかかった時間
60km÷(5/6時間)=60×(6/5)=時速72km
※分数の割り算では、割る数の逆数を掛ける

同じく、時速72kmという答えが出ました。

こちらのパターンは、一気に時速を求めるため、式自体はシンプルに感じるかもしれません。ただし「分を時間に直し、分数の割り算の計算をする」という過程を通るため、計算は少し難しいですね。

まとめ

今回は、「分」のしか情報が与えられていないところから、「時速」を求める問題にチャレンジしました。

この問題には、二つの解法があります。一つ目は分速を求めてから時速を出す方法、二つ目は50分を時間に直して計算する方法です。

このように速さの応用問題には、複数の解法が存在するパターンもみられます。計算するときは、自分にとって、やりやすい方法を選びましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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