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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「12×(5+6)」→正しく計算できる?

  • 2025.11.25
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大人になると、複雑な計算は電卓アプリ任せになることが多いものです。

そんな中、小学校レベルの計算問題を見ると「案外難しいなあ」と思ってしまうのではないでしょうか。

このように感じる原因は、計算の難しさよりも、計算の規則を忘れているからかもしれませんよ。

問題

次の計算をしなさい。
12×(5+6)

解答

正解は、「132」です。

実は、この問題には二つの計算方法があります。

どちらの方法を選択しても答えは同じですが、難易度は計算方法によって少し変わってきます。

では、次の「ポイント」で答えの出し方を確認していきましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「(5+6)の部分をどう計算するか」です。

まず、括弧()の中を先に計算するという計算方法をご紹介します。

()は、その中の計算の優先度を引き上げるための記号です。()のない式であれば、掛け算は足し算より優先して計算されます。しかし、この式の足し算5+6には()が付いていますので、掛け算よりも先に計算をしなくてはなりません。

12×(5+6)←()の中を先に計算する
=12×11
=132

これで132という答えが求められました。

しかし、12×11という2桁×2桁の計算はちょっと難しく感じますよね。

そんなときに使いたいのが、次の分配法則です。

<分配法則>
a×(b+c)=a×b+a×c
(a+b)×c=a×c+b×c

分配法則は、簡単に言えば足してから掛けても、掛けてから足しても答えは同じという法則です。分配法則を使って今回の問題を計算すると、次のようになります。

12×(5+6)
=12×5+12×6←分配法則
=60+72
=132

このように計算すると、2桁×1桁の計算を二つ足すだけで答えを出すことができます。

どちらの方法を使っても答えは132と同じですから、計算しやすい方法を選べばOKですよ。

まとめ

今回は、()つきの計算問題にチャレンジしました。

()の中の式は()なしの四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)よりも優先度が高いので、先に計算します。ただし、a×(b+c)の形をしている場合は、分配法則を使って計算することも可能です。

<分配法則>
a×(b+c)=a×b+a×c
(a+b)×c=a×c+b×c

()の中を先に計算する方法、分配法則を使った計算方法、どちらが楽なのかを判断できるようになると、計算スピードがアップしますよ。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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