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「知らなかった」「気づくまでに時間かかった」大河女優の“初々しい姿”に仰天する視聴者も…「何回観ても可愛い」称賛の名映画

  • 2025.8.22

原作がある実写化映画の評価は、原作ファンから厳しい声を受けることも少なくありませんよね。今回はそんな“賛否が分かれた実写化映画”5選をセレクトしました。本記事では、第1弾として『魔女の宅急便』をご紹介します。

原作は角野栄子さんの児童文学です。スタジオジブリがアニメ映画として制作し、実写化は清水崇さんによって手掛けられました。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

実写版『魔女の宅急便』どんな作品?

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映画「魔女の宅急便」公開記念イベントに出席した小芝風花(C)SANKEI
  • 作品名(配給):『魔女の宅急便(東映)
  • 公開日:2014年3月1日

あらすじ

13歳になった魔女のキキ(小芝風花)は、一人前の魔女になるために旅に出ます。辿り着いたところは、海辺の町コリコ。キキはこの町でパン屋を営んでいるおソノ(尾野真千子)の元で居候することになりました。

おソノの役に立つために空飛ぶお届け物やさんを始めるキキ。お仕事をする中で、たくさんの出会いがあり、時には失敗を経験しながらも、成長していきます。

実写版『魔女の宅急便』に集まる声

『魔女の宅急便』には、原作の児童文学ジブリのアニメーション実写版映画があります。原作のファンの中には、アニメーションや実写版に複雑な想いを抱いている人もいるようです。

実写版に関してはアニメよりも原作寄りに作られている作品。とはいえ、違いに戸惑う人も多いとか。「アニメと全然違う」という声も見られましたが、実写版『魔女の宅急便』に関しては、アニメ版ではなく原作版をベースに作られているので、アニメと違うのは仕方のない事だといえますね。一方で「実写版ホント良かった」「面白かった」と称賛する声も多くあるようです。

また、原作者の角野栄子さんは、ORICONNEWSのインタビューで次のように話しています。

「あれ?」と思いました。私だったらこうしないなと思うところもあって。よく映画を観た方から「ニシンパイの作り方を教えて」と言われるんですけど、私は原作で書いていないんですよね(笑)。でも、あれは宮崎さんの作品だからと、すぐ切り替えました。
出典:【インタビュー前編】『魔女の宅急便』作者明かす本音、ジブリ映画観て驚き 原作と異なる展開に「あれ?と思いました」 ORICON NEWS 2024年1月24日

原作とアニメの乖離が大きいことに、一瞬驚いた様子でしたが、続けて以下のように語っていました。

それに、映画としてはよくできていると思いました。自分の原作だから言うわけじゃないけど、宮崎さんの作品の中で一番良いと思います。難しいことを考えずに、ファミリーで楽しんで観られますから。
出典:【インタビュー前編】『魔女の宅急便』作者明かす本音、ジブリ映画観て驚き 原作と異なる展開に「あれ?と思いました」 ORICON NEWS 2024年1月24日

アニメ作品を作ると決まった際、鈴木プロデューサーから「宮崎さんは原作を変える人だ」と聞いていたとのこと。それで、角野さんとしては、タイトルやキャラクターは変えないようにとお願いしたようです。

「知らなかった」小芝風花の映画デビュー作

原作者の角野さんは、実写版が決まった際に、タイトルやキャラクターは変えないでとお願いしています。実際、実写版のキャラクターたちの名前も変わらず、キャラクターも変わっていません。

「あのキャラもこのキャラもまるで原作から出てきたみたい!」といわれるほど、どのキャラクターも配役には好評の声が集まり、雰囲気に違和感がなかったといわれています。

特に主人公のキキを演じた小芝風花さんには絶賛の声が集まっています。現在は、大河ドラマや数々の話題作で快演をみせている小芝さんですが、本作は小芝さんにとって映画デビューの作品

そのため「キキって小芝風花だったんだ…」「知らなかった」「気づくまでに時間かかった」「小芝風花ってめちゃくちゃ原作の感じを捉えてたんだな」「小芝ちゃんの魅力がつまってた」「何回観ても可愛い」など驚きと絶賛の声が集まっています。老若男女問わず人気の作品『魔女の宅急便』シリーズの実写版を、ぜひ家族みんなで鑑賞してみてはいかがでしょうか。


※記事は執筆時点の情報です