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「映画館でガチの嗚咽が聞こえる」「ただただ圧巻」“異常な臨場感”で魅せた神アニメ映画…「超える作品はない」と称されるワケ

  • 2025.8.17

繰り返し観ることで心に深く刻まれる名作が数多く存在します。今回はそんな“台詞覚えるほど観たアニメ映画”5選をセレクトしました。本記事では、第5弾として『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』をご紹介します。

原作は暁佳奈さんの小説です。京都アニメーションによってアニメ化、映画化されています。物語は大きな感動を呼び、そのほかにも映像美や音楽などアート的な面でも世界中のファンを虜にしました。映画を何度も繰り返し観た人も多く、セリフが頭に焼き付いてしまっている人もいるようです。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』どんな作品?

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Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配給):『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(松竹)
  • 公開日:2020年9月18日

あらすじ

元兵士の少女ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、“自動手記人形”という手紙の代筆業をしていました。感情を持たないヴァイオレットは、昔、ギルベルト少佐に言われた「愛している」の言葉の意味が分からず、今でもギルベルトを想いながらその言葉の意味を探し続けています。

心を閉ざしてしまっていたヴァイオレットが、代筆業を通じて、多くの人々と関わっていくことで、失っていた感情を取り戻していく物語です。

「映画館でガチの嗚咽が聞こえる」号泣必至の名作

『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、愛がテーマの感動大作です。映画館では涙する人が多く、あちこちからすすり泣きの声が聞こえているようです。

SNSでは、「映画館でガチの嗚咽が聞こえる」「心洗われる」「今まででぶっちぎりに泣いた作品」「ただただ圧巻」などの声が多く集まっていました。なかには、「超える作品はない」「最高峰の作品」とまで称する人も!

興行収入21.3億円という異例の大ヒット、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞も受賞しており、必ず泣ける映画として呼び声高くなっているようです。

「超える作品はない」と称される理由

「超える作品はない」と称される本作は、ストーリーはもちろんのこと、映像や音楽が美しく、アート面でも絶賛の声が見受けられました。

“音楽”というくくりでいうと、主題歌や挿入歌にスポットが当たりがちですが、この映画では“音”という表現が正しいのかもしれません。例えば、効果音、金属の擦れる音など、使われている音が研ぎ澄まされており、聴覚に対しても完璧なサウンドデザインだったと称賛されています。

そして何よりも絶賛されたのが、映像美あまりの映像美に開始2分で涙をこぼしたファンもいるほどです。「映像美がとても…本当に…すごかった…」「映像美にあらためて鳥肌」「今までで最高の感動」など、絶賛する視聴者が多数。

印象派の絵画の中にいるような世界観は、あまりに美しく、ため息が出るという人も。背景の自然豊かな絵、小物、人物などどれをとっても美しく精巧に描かれ、特に自動書記人形たちの衣装に絶賛の声が集まりました。スカートのプリーツが一つひとつの折り目までくっきりと、刺繍も見えるほどのこだわりは、さすがとしか言いようがありません。

ストーリー、映像、音楽、たくさんの感動が詰まった『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』をぜひご家族で観てみてはいかがでしょうか。


※記事は執筆時点の情報です