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「日本映画の最高峰」「観てないのは人生損してる」“圧巻の脚本力”で魅せた至高の一作…「激しく勧めたい」“一度は観たい”名映画

  • 2025.8.17

元々小説や漫画、アニメとして人気だった作品が映画として映像化されることは非常に多いです。ただ作品の中には実写の映像化は難しいと言われているにも関わらず映像化し、そのまま話題になった作品も多数存在します。

そこで今回は映像化不可能と言われた作品を5つご紹介します。本記事では第3弾として映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(ザナドゥー)を取り上げます。ぜひ最後までご覧ください。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

映画『アヒルと鴨のコインロッカー』はどんな作品?

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ドラマの制作発表に出席した濱田岳(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(ザナドゥー)
  • 公開日:2007年6月23日

映画『アヒルと鴨のコインロッカー』は人気作家である伊坂幸太郎さんの人気小説『アヒルと鴨のコインロッカー』(創元推理文庫)をもとに作られたミステリー映画です。メインキャストの濱田岳さんをはじめ、永山瑛太さんや関めぐみさん、田村圭生さんらが出演し、大きな注目を集めました。

あらすじ

大学進学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、新居で隣人の河崎(瑛太/現:永山瑛太)と出会う。その夜、河崎は唐突にこう持ちかけてくる。「一緒に本屋を襲わないか?」狙いは一冊の広辞苑。しかも、それは近くのペットショップで働くブータン人留学生・ドルジ(田村圭生)のためだと言う。

半信半疑のまま椎名は河崎と行動を共にし、本屋襲撃計画に巻き込まれていくが、次第にその裏には複雑な人間関係と、2年前に起きたある出来事が絡んでいることが見えてくる。物語は、椎名と河崎の現在の時間軸と、2年前のドルジと恋人・琴美(関めぐみ)、そして河崎を名乗る青年(松田龍平)の物語が交錯しながら進行する。やがて、それぞれの物語が一点で重なり、河崎の真の目的と『アヒルと鴨のコインロッカー』の意味が明らかになる――。

巧みな脚本で魅せた名作

『アヒルと鴨のコインロッカー』ですが、原作ファンの多くが「映像化は難しい」と思っていた小説でした。そんな中で映像化されたわけですが、SNSでは「映像化しにくい仕掛けを含んだ作品」「映像化が難しそうだと思ったけど巧く作られてました」と、映像化に感動している姿が多く見られました。

また原作通りという声も多数上がっており、「日本映画の最高峰」「観てないのは人生損してる」「色々な伏線からの回収が自然に繋がって行くのが心地良い映画でした」など、ストーリーに対しても、かなり高く評価される結果となりました。

一部の視聴者からは、ネガティブな口コミも見られましたが、ネガティブな評価はかなり少なく、本作品は間違いなく実写化成功作と言えるでしょう。現在も小説を読んだ読者らが映画を視聴し、今もなお多くの人に視聴され愛され続けている作品です。

映画『アヒルと鴨のコインロッカー』をぜひご覧ください!

今回は、2007年に上映された映画『アヒルと鴨のコインロッカー』をご紹介しました。最初は「映像化できない」と言われていたにも関わらず、監督や脚本家、現場スタッフや役者らが手を取り合って作り上げたことで、本作は高い評価を受ける人気映画となりました。気になる方は、ぜひ映画『アヒルと鴨のコインロッカー』を視聴してみてください。


※記事は執筆時点の情報です。