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「今やったらすぐ訴えられるよね…」「ありえない」“平成ならではの脚本”に苦言も…だけど「最高に好き」絶賛殺到の伝説ドラマ

  • 2025.8.22

医療ドラマの世界では、緊迫した手術シーンや医師たちの活躍だけでなく、彼らが抱える苦悩や葛藤、患者やその家族との間に生まれる感動の物語が、これまでも数多く描かれてきました。今回は、そんな私たちの心を揺さぶる“医療を扱った名作”5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、1996年放送のドラマ『ナースのお仕事』(フジテレビ系)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“医療を扱った名作”ドラマ『ナースのお仕事』

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インタビューを受ける観月ありさ(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):ドラマ『ナースのお仕事』(フジテレビ系)
  • 放送期間:1996年7月2日~9月24日

あらすじ

東京での一人暮らしに憧れ、看護婦になった新人の朝倉いずみ(観月ありさ)。持ち前の明るさで仕事に臨むものの、やる気とは裏腹に失敗ばかり。そのたびに、指導係である先輩ナースの尾崎翔子(松下由樹)らから、厳しくしごかれる毎日を送っていました。

ただ、仕事が終わればファッションや恋に興味津々な今どきの女の子。仕事での辛い日々を同期の仲間たちや、優しいボーイフレンド・三上博之(諸星和己)との時間を楽しむことでストレスを解消していました。厳しくも愛のある人々に囲まれながら、いずみは一人前のナースになるために成長していきます。

『ナースのお仕事』見どころ※ネタバレあり

『ナースのお仕事』では、現代では考えられない展開が見られます。その部分が魅力であり、楽しみながら視聴した方も多くいるのではないでしょうか?しかし、先輩から後輩へのパワハラやブラックな労働環境が垣間見えるシーンには、「パワハラで今やったらすぐ訴えられるよね…」「ありえない」と、現代の視点で改めて視聴すると過激であると指摘するコメントも。

一方で、観月ありささん演じるドジで天真爛漫な朝倉いずみと松下由樹さん演じる厳格な指導係・尾崎翔子の絶妙なコンビネーションには目が離せません。対照的な2人が繰り広げるテンポの良い掛け合いとドタバタ劇は、シリアスな展開になりがちな医療ドラマ界において、とても斬新に映ったことでしょう。SNSでは「何回観ても面白い」「なんでこんなにずっと面白いんだろう」「ありえないと分かりつつ本当に好き」「最高に好き」など、称賛のコメントが多く寄せられていました。

あの名セリフはアドリブだった…!主演女優が明かす撮影秘話

1996年の放送以降、連続ドラマ4シリーズ、スペシャルドラマ、劇場版が制作され、多くの視聴者を魅了してきたドラマ『ナースのお仕事』。そんな本作を象徴するのが、松下由樹さん演じる尾崎翔子が観月ありささん演じる朝倉いずみを叱りつける際の「あーさーくーらー!」という甲高い声。本作を観たことがないという方でも、耳にしたことがあるセリフだと言っても過言ではないでしょう。

この名台詞について、2023年12月19日の文化放送“おとなりさん”に出演した観月さんが次のような誕生秘話を話していました。

あれはねえ、台本には書かれてなかったんですよ。一応『朝倉!』『先輩!』とは書かれてたんですけど、松下由樹さんが、あんな風に溜めて言うとは思ってなかったんで、松下さんのお陰ですね
出典:文化放送『観月ありさが語った『ナースのお仕事』裏話!「あ〜さ〜く〜ら〜!」は台本になかった!?』2023年12月19日配信

あの独特の間やイントネーションは、松下さんのアドリブから生まれたものだったのです。脚本を超えた2人の絶妙なコンビネーションこそが、本作を不朽のコメディにした最大の理由と言えるでしょう。

まだドラマ『ナースのお仕事』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“笑いと元気にあふれたナース物語”をぜひご覧ください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です