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「過激すぎ」「悲鳴をあげた…」“生々しい濃厚シーン”に視聴者騒然…だけど「河合優実の最高傑作」“桁外れの快演”で魅せた名映画

  • 2025.8.21

数々の話題作で重要な役柄を演じきり、今や映画・ドラマ界に欠かせない存在となった女優・河合優実さん。どこにでもいそうな等身大の人物から、複雑な背景を背負った難役まで、まるでその人物が本当に存在するかのような高い演技力で注目を集めています。今回は、そんな“圧倒的演技力!”河合優実出演作品5選をセレクトしました。

本記事では第4弾として、2022年公開の映画『愛なのに』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“圧倒的”演技力!河合優実出演映画『愛なのに』

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映画『愛なのに』公開記念舞台あいさつに登壇した河合優実(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『愛なのに』(SPOTTED PRODUCTIONS)
  • 公開日:2022年2月25日

あらすじ

古本屋の店主・多田浩司(瀬戸康史)は、昔のバイト仲間である佐伯一花(さとうほなみ)のことが忘れられずにいました。そんな多田の前に、常連客の女子高生・矢野岬(河合優実)が現れ、一方的に求婚を迫ります。岬の行動に多田は戸惑うばかりでしたが、彼女のアプローチは日に日にエスカレートしていくのでした。

その頃、多田が思いを寄せる女性の一花は、婚約者・若田亮介(中島歩)との結婚準備に追われていました。幸せの絶頂にいるはずの一花でしたが、その裏で亮介が担当ウェディングプランナーの熊本美樹(向里祐香)と男女の関係になっていることに、全く気づいていませんでした―。

“過激シーン”に戸惑いの声あがるも…「とにかく好きな映画」絶賛の一作

映画『愛なのに』はR15+指定作品であり、赤裸々な性描写や登場人物たちの倫理観を問う行動から、鑑賞者の間で賛否両論を呼びました。一部のレビューでは「気持ち悪くて悲鳴をあげた…」「過激すぎ」といった、その挑戦的な内容に対する戸惑いの声も寄せられています。

一方で、「とにかく好きな映画」「描かれている事はドロドロだが全体的にはカラッとしたコメディなのが良かった」など、作品を高評価する声も多く寄せられていました。うまくいかない一方通行の恋や愛と性の難しい関係性を、城定秀夫監督ならではの演出と今泉力哉さんの脚本ならではの軽妙な会話劇によって、不思議と心地よいラブコメディへと昇華させています。

矢野岬役を熱演!河合優実さんの演技の見どころ

映画『愛なのに』で、ひときわ異彩を放つ女子高生・矢野岬。その掴みどころのないキャラクターを演じた河合優実さんに対し、「河合優実さんの役柄と芝居がなんとも秀逸」「優実ちゃんの演技に引き込まれた」と絶賛の声が集まりました。古本屋の店主に一方的な想いを寄せ、突拍子もない行動に出る岬。河合さんは、その独特の間と少しズレているけれど憎めない言動の数々を披露する岬を見事な説得力で体現しました。

また、河合さんが作り出す唯一無二の雰囲気も大きな魅力です。SNSでは「とにかく可愛い」「女子高生の河合優実が可愛い」「河合優実の最高傑作」など、演技だけでなくキュートな魅力についてのコメントも多く見られました。岬を演じながらも随所に漂う河合さんが持つ魅力や空気感が、作品全体に愛おしさを与えています。ただ可愛いだけでなく、キャラクターの内面を感じさせる奥深い魅力で観客を虜にしました。

まだ映画『愛なのに』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“波乱すぎる恋の物語”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です