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「納得できない」「途中で離脱してしまった」“予想外の展開”に苦言を呈す視聴者も…だけど豪華キャスト陣の“熱演”で魅せる名映画

  • 2025.8.16

多くの読者を魅了し、物語の世界に引き込んできた“ベストセラー小説”。その完成された世界観や登場人物たちが、俳優たちの演技や美しい映像によってさらに多くの方を魅了するのが実写化作品の魅力です。今回は、そんな“ベストセラーの実写化”5作品をセレクトしました。

本記事では第2弾として、2020年公開の映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“ベストセラーの実写化”映画『ドクター・デスの遺産』

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映画「ドクター・デスの遺産」完成報告イベントに出席する北川景子(C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』(ワーナー・ブラザース映画)
  • 公開日:2020年11月13日

あらすじ

中山七里さんの小説『ドクター・デスの遺産』を原作に、監督・深川栄洋さん、脚本・川﨑いづみさんで実写映画化。

闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯・ドクター・デス。「お父さんが殺された」という少年からの通報で明らかとなった恐ろしい存在の正体を探るべく、警視庁捜査一課のNo.1コンビ・犬養隼人(綾野剛)高千穂明日香(北川景子)は捜査を開始します。

しかし、次々と浮かび上がるドクター・デスの事件の被害者遺族たちは、口を揃えて犯人を擁護し、感謝すらしていました。果たして、ドクター・デスは許されざる連続殺人犯なのか。それとも、依頼者を苦しみから解放する救いの神なのか。犬養と高千穂は事件の真相に迫りつつも、更なる悲劇が待ち構えていました―。

映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』の見どころ※ネタバレあり

映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』は、中山七里氏が手掛ける“刑事犬養隼人シリーズ”の第4作となる小説『ドクター・デスの遺産』が原作です。そんな本作ですが、“安楽死”という非常にデリケートなテーマを扱っています。序盤は登場人物の倫理的な葛藤や社会的な問題提起に重きを置きつつも、後半ではサスペンスのスリル感や殺人というテーマが強めで、若干安楽死というテーマから外れてしまった印象です。そのため、「途中から路線変更、納得できない」「ストーリーの軸がずれちゃったのが残念」「途中で離脱してしまった」というようなコメントがSNSで寄せられていたようでした。

一方で、豪華キャスト陣の演技力の高さが素晴らしく、綾野剛さん演じる直感的で熱い犬養刑事と、北川景子さん演じる常に冷静沈着な高千穂刑事という対照的なキャラクターは本作の大きな魅力。そして、事件の黒幕を演じた柄本明さんの怪演は圧巻の一言です。不気味さの中に、信念や救済者としての一面も感じさせる複雑な人物像を巧みに表現し、作品に深い奥行きを与えています。作品を視聴した方からは「俳優さんの演技が凄すぎて…」「綾野剛と北川景子の演技が素晴らしい」など、俳優陣の演技を絶賛する声で溢れていました。

人気俳優による相性抜群の快演

映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』は、綾野剛さんと北川景子さんによるバディの活躍が見どころ。相性抜群の演技が作品をより面白く、より物語に深みを与えていたことは間違いありません。そんな2人の演技の中でも、特に印象に残っているのが北川さん演じる高千穂から綾野さん演じる犬養への強烈なビンタシーン。このシーンについて、北川氏は驚きの制作秘話をポップカルチャー専門のウェブサイト・ナタリーで明かしました。

最初の台本にはビンタはなかったんですよ。高千穂と犬養さんの“熱い拳と拳”のぶつかり合いじゃないですけど、高千穂からも何かしたほうがいいとなって流れから生まれたアクションだったんです。出典:「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」綾野剛×北川景子インタビューナタリー 2020年11月12日配信

本作で最初の台本になかったというビンタシーン。見るだけで顔が痛くなるような衝撃のシーンですが、そんなアクションにも注目です。

まだ映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、“衝撃の事件の真相”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です