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『なぜか上司に認められる部下』は無意識にやっている…「報告」でも「確認」でもない、“評価される行動”とは?【プロが解説】

  • 2025.8.30
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

仕事をしていると「なぜあの部下は上司にいつも認められているんだろう?」と疑問に感じたことはありませんか?報告や確認といった基本的なコミュニケーションはもちろん重要ですが、実はそれだけでは上司の信頼や評価は簡単につかめません。
そんな中、「なぜか認められる部下」はほとんど無意識に、でも確実に行動していることがあります。
この記事では、一般的な報告・確認とはひと味違う、“上司に認められる部下”が自然と行っている行動のポイントをプロの視点からわかりやすく解説します。

上司との信頼関係を築く鍵は“報告”や“確認”の質

多くの部下が、「きちんと報告している」「しっかり確認している」と思っていても、上司から見るとそれだけでは物足りないことがあります。報告や確認はコミュニケーションの基本ですが、ただ情報を伝えるだけでは上司の目に留まりにくいのです。では、上司はどんな行動を評価しているのでしょうか?

たとえば、単に進捗を伝えるだけでは不十分です。『問題が起きた時に何を優先すべきか』『この判断をどう考えたか』といった付加価値のある情報を共有すると、仕事の全体像を理解しようとしていると感じられます。

また、確認もただルールを尋ねるのではなく、「こう理解したが間違いないか」と自分なりに考えた上で質問する姿勢は、主体性をアピールできます。

上司は「報告・確認される内容の中身」を見ている。その質で信頼度が大きく変わる。

“認められる行動”は報告・確認を超えた“提案と解決の姿勢”

実は、上司に無意識に認められている部下の最大の特徴は、「報告」や「確認」を単なる作業と捉えず、自分で考えたアイデアや改善案をさりげなく伝えている点にあります。

例えば、「今の進め方だとこういうリスクがありそうです」「もしこの方法を試せば、時間短縮につながると思います」といった提案は上司に「頼もしい」と感じてもらいやすいです。

社会心理学の研究では、主体性を持った発言や行動が評価につながりやすいことが示されています。つまり、単に指示を待つのではなく、問題を見つけて報告時に解決策を考えたり、次のステップを示したりすると、上司の信頼を勝ち取りやすくなるわけです。

ここで大事なのは、自己主張を強くし過ぎず「上司の立場や状況を考慮した上での提案」というバランス感覚。無意識にできる人は普段から上司の考え方や好みを観察しているため、この配慮も自然と含まれていることが多いです。

“主体性をもった付加価値のある報告・確認”

今回は、上司に「なぜか認められる部下」が自然とやっている行動について掘り下げました。

単なる「報告」や「確認」にとどまらず、そこに「問題の把握」「考えた解決策の提案」、「数字重視の上司には数値でまとめる」「プロセス重視の上司には途中経過を丁寧に伝える」 など「上司の視点を考慮した柔軟な報告スタイル」が加わることで、上司の信頼や評価はぐっと高まることがわかりました。

これは特別なスキルではなく、最初は意識して取り組む必要がありますが、続けるうちに自然と身につくものです。上司との関係を良好に保ち、評価される部下を目指したいなら、ぜひ今日の仕事からこの“無意識のひと手間”を意識してみてください。結果として、自分自身の成長にもつながるはずです。


監修者:あゆ実社労士事務所

人材育成とキャリア支援の分野で約10年の経験を持ち、社会保険労務士・国家資格キャリアコンサルタントとしても活動。
累計100名以上のキャリア面談を実施し、1on1面談制度の設計やキャリア面談シート作成などを通じて、組織の人材定着と成長を支援してきた。
新入社員向け「ビジネスマナー」「マインドセット」「ロジカルシンキング」研修やキャリア研修では、企画・コンテンツ作成から講師まで一貫して担当。
人間関係構築や部下育成、効果的な伝え方に関する豊富な実務経験を活かし、読者や受講者が一歩踏み出すきっかけとなる関わりを大切にしている。