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『納得される説明ができる人』は使ってる → 「つまり」でも「一言で言うと」でもない、論点を整理する“優秀フレーズ”とは?

  • 2025.8.25
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

仕事や日常の会話で「説明がわかりにくい…」と感じることはありませんか?逆に、「この人の話はなぜかスッと頭に入る」と感じる人もいます。

その違いは、伝え方のテクニックにありますが、実はよく使われる「つまり」や「一言で言うと」といった言葉だけが鍵ではありません。

なぜか納得されやすい説明をする人は、“論点を整理する言葉”を巧みに使いこなしているのです。今回はそんな「言葉の使い方」の秘密に迫り、プロの解説を交えてわかりやすくお届けします。

話が腑に落ちる!論点整理に効果的な言葉の役割とは?

「説明がわかりやすい人」の多くが共通して使っているのが、話のポイントを整理し、前後のつながりを明確にする言葉です。

例えば、「つまり」「一言で言うと」などのフレーズは、話の要約や結論を強調したり、聞き手の理解を助けたりする場面で定番ですが、実はこれだけでは説明力に限界があります。

そもそも論点整理の目的は、複雑な情報をシンプルにして「どこに注目すべきか」を明示すること。これだけで、聞き手は話の「軸」をつかみやすくなります。しかし、「つまり」などの言葉は、一気に結論を示すことが多いため、「なんだか急に話が飛んだ」と感じさせることもあるのです。

そこで注目したいのが、“橋渡し役”の言葉

話の各要素をつなぎ、論点を段階的に整理していくことが説明の肝になります。こうした役割を担う言葉は、聞き手にとって「今からまとめますよ」「ここから重要ですよ」といったサインになり、理解のハードルを下げることができます。

納得を生む意外なキーフレーズ!「具体的には」「要するに」ではない選択肢

「つまり」と「一言で言うと」に代わる優秀な論点整理の言葉としておすすめしたいのが、「わかりやすく言うと」「順を追って言うと」「ポイントはここです」「大事なところを整理すると」などのフレーズです。

例えば、「わかりやすく言うと」は、聞き手に寄り添った印象を与え、「これからわかりやすくお伝えしますよ」という安心感をもたらします。また、「順を追って言うと」は、話の順序を立てて説明することを示し、複数の情報を噛み砕いて伝えるのに適しています。

こうした言葉は、単なる結論提示よりも一歩踏み込んだ論点の整理を実現し、「それなら理解しやすい」と聞き手の納得度がぐっと高まるのです。加えて、場面によって「ポイントはここです」と強調したり、「もう一度整理すると」などのリマインド効果があるフレーズを活用すると、説明全体の構造がよりわかりやすくなります。

「つまり」や「要するに」だと、語調が強すぎて話の流れが性急に感じられるときがありますが、「わかりやすく言うと」だとやわらかくステップを踏ませてもらえる感じがします。

納得力UP!あなたの説明を格上げする言葉遣いのコツまとめ

話をわかりやすく、説得力のあるものにするには、単に「結論を言う」以上の工夫が必要です。一言でまとめにかかる言葉以上に、話の途中で「ここから順序立てて解説しますよ」「ポイントを整理してお伝えします」と、聞き手に進行状況を示す言葉がポイントになります。

こういった言葉は、相手に「今、自分が何を聞いているのか」を常に意識させる効果があり、複雑な話ほど、聴き手の混乱を減らし、理解度や好意的態度(納得感)を促すのです。身近な場面でぜひ、「わかりやすく言うと」や「ポイントはここです」などのフレーズを使ってみてください。言葉を変えるだけで、説明の受け止め方が格段に違ってくることを実感できるはずです。

最終的には、話の構成そのものがシンプルで筋道立っていることが大切。そのうえで、骨格を聞き手に意識させる「橋渡し役」の言葉を用いるのが有効です。その方法として、心理学ではメタ認知的サインポスティングと呼ばれる技法があります。これらを自在に使いこなせる人こそ、不思議と相手の納得を引き出せる説明の達人と言えるでしょう。


監修者名:momo333

国家資格キャリアコンサルタントとメンタル心理カウンセラーのダブルライセンスを所有。厚生労働省認定講座のキャリアコンサルタント、キャリアコーチなどを経て、現在はキャリア系コンテンツの専門家監修を務めるほか、医療系メディアのエディターとしても活動中。