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『部下から信頼される人』は言ってる … 「最近どう?」でも「困ってることある?」でもない、心を開せる“優秀な一言”とは

  • 2025.8.19
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

部下とのコミュニケーションで、なかなか本音が聞けずに悩んだことはありませんか?

「最近どう?」とか「困ってることある?」と一見定番の声かけをしてみても、表面的な返事で終わったり、ぎこちない空気が流れたり。実は、そんなありきたりな質問よりも、相手の心を自然に開かせる“ちょっとした一言”があるんです。

本記事では、プロの視点からその秘密を解き明かし、すぐに使える具体例もご紹介します。

心の壁を壊すには「普通の質問」じゃ足りない理由とは?

一般的に部下の本音を引き出すためには、「最近どう?」や「困っていることある?」という質問がよく使われます。

でも、これらの言葉では相手は緊張したり警戒心を抱いたりしやすく、心の奥まで踏み込めません。なぜなら、これらの質問はあまりにもありふれていて、「答えなきゃいけない」「職場の雰囲気を壊したくない」というプレッシャーを無意識に相手に与えるからです。

また、部下からすると「困っていることがあったら自分から言うべき」という認識が根付いていることも多く、上司からの質問に深く答えづらいのも現実です。さらに、信頼関係が完全に築けていない段階でこれらの質問をすると、表面的な返答に終わりやすく、心を開くには至りません。

つまり、本音を引き出すには、もっと自然な流れで、相手の心に響く言葉かけが必要です。

心を開かせる“自然な一言”の正体は?実例でわかるアプローチ術

では、どうすれば部下の本音を自然に引き出せるのでしょうか?

プロによると、肝心なのは「相手の『今』に良く注意を向けた一言」で、それは決して定型文の質問ではないと言います。

具体的には「最近、〇〇さんが笑っている瞬間を見かけて嬉しかったよ」とか、「あの時の提案、すごくあなたの個性が出ていたね」など、対象となる部下の具体的な行動や変化に触れ、その価値や存在を肯定する言葉が大切です。そうした言葉は、部下に「自分はちゃんと見られている」と感じさせ、自然と心を開くきっかけになります。

さらに、「もし何かあったら遠慮なく言ってね」といった範囲の広い気遣いよりも、「あの件で困っていることがあればいつでも話してね」と、具体的な問題やシチュエーションに結びつけた声かけの方が効果的です。なぜなら、相手は具体的なテーマなら話しやすく感じるからです。

部下の本音に届く言葉がもたらすチームの変化と未来

心を開く一言が自然に出るようになると、部下は安心して悩みや課題を共有できるようになります。これによって問題が早期に発見され、解決までのスピード感が格段に上がるのです。さらに、上司と部下の信頼関係が強まり、チームの雰囲気や生産性にも良い影響が現れます。

心理学の研究でも、上司とのコミュニケーションが良好な職場は、離職率が低く、メンタルヘルスの改善にもつながるというデータがあります。

日頃の声かけを少し工夫し、「あなたのことをきちんと見ている」「あなたの存在が大切だ」と伝えること。これこそが部下の本音を自然に引き出し、個々の力を最大化するキーポイントと言えます。

部下の心に響く「たった一言」を大切にしよう

部下の本音を引き出すには、「最近どう?」や「困ってることある?」といった一般的な質問に頼るだけでは不十分です。重要なのは、部下の具体的な行動や変化に触れ、それを認める言葉を自然にかけること。そこから相手は「ちゃんと見られている」という安心感を覚え、心を開いてくれます。

また、具体的なシチュエーションに紐づいた声かけも効果的です。これらを意識することで、部下の本音を聞き出しやすくなり、チーム全体の信頼と生産性が向上します。ぜひ明日から、ありきたりの質問ではなく“心を開く一言”を大切にしてみてください。


監修者:たいが(医師)(InstagramXYouTube
オンラインメンタルクリニック勤務中。
漢方専門医&ヨガ認定指導員の取得後、『たいみクリニック(完全オンライン)』を開業予定!
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