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『この人に任せておけば大丈夫』“絶対的な信頼”を得る人はやっている…今すぐできる“たった3つの習慣”とは?【プロが監修】

  • 2025.8.11
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

仕事やプライベートで「この人なら安心して任せられる」と思われる存在って、どんな人でしょうか?

派手な成果や華やかなスキルだけでなく、日常の何気ない行動や習慣こそが信頼を築く土台になっていることをご存知でしょうか。

今回は、目立たなくても絶対的な信頼を獲得している人たちに共通する、地味だけど重要な3つの習慣に迫ります。身近な習慣を見直すきっかけにもなるはずですよ。

信頼は“見せかけ”ではなく“積み重ね”で生まれる

「この人なら任せられる」そんな信頼感は一朝一夕につくられるものではありません。信頼は派手なパフォーマンスや一時的な成果だけでなく、日々の小さな積み重ねから生まれます。たとえば、約束を守る、期限を守る、連絡をこまめにするなど、地味だけどとても重要な行動が土台になるのです。

これらの行動は、一見目立たないため見逃されがちですが、多くのビジネスパーソン向けの心理学やコミュニケーション論の研究でも「信頼形成の基本」として挙げられています。

さらに、信頼感は相手に「この人は自分のことを大切にしてくれている」と感じさせることが大事です。だからこそ、日常の細やかな気遣いや、何気ない確認作業も結果として「安心感」につながるのです。人は大きな成果よりむしろ“確かな安定感”に惹かれる傾向があります。

絶対的な信頼を呼ぶ3つの地味な習慣とは?

では、実際に“絶対的な信頼”を勝ち取っている人たちは、どんな習慣を持っているのでしょうか。

ここでは、3つのポイントをご紹介します。

1.「小さな約束・期限を必ず守る」

信頼構築の基本中の基本は約束の厳守。大小問わず、一度約束したことは必ず守ることで「この人は信用できる」と認識されます。約束を破ると信頼回復までには通常よりも数倍以上の時間と労力がかかるため、日頃からの徹底が不可欠です。

2.「連絡・報告をこまめに行う」

何かトラブルや遅延があっても、すぐに相手に連絡を入れたり進捗を共有したりすれば、相手は「きちんと状況を把握している」と感じ安心します。ビジネスコミュニケーションの基本ルールのひとつで、多くの上司や取引先が高く評価するポイントでもあります。

3.「細かな気配りを忘れない」

信頼される人は、相手の立場や状況を想像して配慮できる人。直接的な成果とは関係ないように思えますが、例えばメールの最後に「ご確認よろしくお願いします」と添えたり、ちょっとしたメモを残すだけでも相手の心象は大きく変わります。これが「安心感」に繋がり、信頼を盤石にします。

地味な習慣がもたらす未来への確かな影響

これらの習慣は時間がかかる上に即効性はないため、最初は「こんな小さなことが?」と感じるかもしれません。しかし長期的に見ると、その積み重ねが周囲からの信頼を厚くし、重要な仕事やチャンスを任せられる存在へと変わっていきます。

また、信頼関係があるとお互いのコミュニケーションもスムーズになり、生産性の向上やストレスの軽減にもつながることが心理学研究などからも明らかになっています。つまり、あなたが地味な習慣を大切にすることで、自分自身の未来の成功や円滑な人間関係が自然と築かれていくのです。

具体例としては、営業担当者が日々の報告連絡相談(ホウレンソウ)を欠かさずおこない、取引先から「何かあったらすぐ連絡してくれるので安心」と言われるようなケースや、プロジェクトメンバーが納期を必ず守り、細かな進捗報告で信頼を得てリーダー的役割を任されるようになる場面などがあります。

信頼を呼ぶ習慣であなたも“任せられる人”に!

まとめると、絶対的な信頼を勝ち取る人は「小さな約束を守る」「連絡・報告をこまめにする」「細かな気配りを忘れない」というシンプルだけど地味な3つの習慣を大切にしています。派手さはないけれど、だからこそ誰からも頼られ、任せられる存在になるのです。

最初は意識的に取り組む必要がありますが、習慣となれば自然に周囲からの信頼が厚くなり、仕事も人間関係も驚くほどスムーズに動き出します。今日からできることを一つずつ始めて、あなたも「この人に任せておけば大丈夫」と言われる存在を目指してみませんか?


監修者:大塚美香
社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理師。
精神科病院・地位活動支援センターなどメンタルヘルス領域において相談支援業務に従事。