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上司に褒められた時、「とんでもないです」はNG?!→実は評価を下げている…“もったいない返答”とは?【プロが解説】

  • 2025.8.19
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

仕事を頑張っていると、ふと上司から「よくやったね」「助かったよ」と褒められることがありますよね。そんな時、つい謙遜のつもりで「とんでもないです」と返してしまいがち。
でも実は、この返し、ビジネスシーンでは逆効果。せっかくの褒め言葉に対して否定的に響き、「本当に自信がないのかな?」と思われてしまうこともあるんです。
では、どうすれば良い評価をしっかり受け取ることができるのでしょうか?この記事では、上司からの褒め言葉に対する“もったいない返答”の理由と、より効果的な返事のコツを具体的に解説します。

褒められた時の返答がキャリアに影響?謙遜NGの実態とは

「とんでもないです」という返答は日本の礼儀正しいコミュニケーションの中でよく使われますが、ビジネスの場では実は注意が必要です。この言葉は謙遜の意味合いで使われるものの、その内容が「褒め言葉を否定している」という印象を与えるからです。

客観的に見ると、上司があなたを褒めたのは「成果を認めている」サイン。ここで褒め言葉を軽く否定すると、「自分の仕事に自信がないのかな?」と受け取られてしまう可能性があり、評価を下げるリスクがあります。つまり、「謙遜しすぎる返答」が評価の妨げになることが多いんです。

褒められた時は、「素直に受け取ること」が重要なポイント。また、一部の心理学研究では評価者は褒められた側の反応から「自信の有無」や「自己肯定感」を読み取り、今後の評価やプロジェクトへの抜擢などに影響を及ぼすと示唆されています。

こう言えば評価アップ!褒め言葉へのスマートな返答術

では、上司から褒められた時、どんな言葉を返せば評価を損なわず、むしろ信頼感が深まるのでしょうか。ポイントは「感謝」と「前向きな姿勢」を明確に伝えることです。

「ありがとうございます。○○さんのおかげで上手く進められました。」

まずは感謝の気持ちを伝えつつ、周囲への敬意やチームでの協力を示せば、協調性が高い印象を与えます。

「そう言っていただけて嬉しいです。今後もさらに成果を出せるよう頑張ります。」

次に自分の成長意欲や責任感を強調すれば、積極的な姿勢が評価されやすくなります。

こうした言い方は自分の成果を拒否せず、上司との信頼関係を築きやすいだけでなく、チームワークに好感を持ってもらう効果もあります。もちろん、場の雰囲気や上司の性格によって多少のアレンジは必要ですが、「謙遜よりも感謝と前向きさ」を意識することが大切です。

評価を上げる返答で、もっと職場を味方に!まとめ

「とんでもないです」は礼儀として悪くないものの、職場の褒め言葉に対しては自分の評価を下げてしまう可能性が高い返答です。

大切なのは、褒め言葉を素直に認め、感謝の意を表し、自身の前向きな気持ちを伝えること。心理学やビジネスのコミュニケーション理論でも、この対応が自己肯定感や信頼感を高める鍵だと示されています。

一歩意識を変えるだけで、上司からの評価はもちろん、職場の雰囲気も良くなり、キャリアアップにもつながっていくでしょう。仕事で褒められたら、「ありがとうございます!」を基本に、あなたらしい一言を加えて、もったいない返答を卒業してみてはいかがでしょうか。


監修者:米澤 駿(よねざわ しゅん)
心理カウンセラー(公認心理師・臨床心理士)として、これまで多様な現場で支援に約10年間携わってきました。また、私自身もこれまで組織に所属し心理職として活動してきたため、「ビジネス・人間関係」に強い関心を持っています。カウンセリングにとどまらず、コーチングやファシリテーションのスキルも取り入れ、現場で培った視点と専門知識をもとに、分かりやすく実践的なアドバイスを心がけています。