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「全く気づかなかった」佐藤浩市『NHKドラマ』で魅せた“あまりの快演”に衝撃…「さすがNHK」「もっと知られて」今観るべき傑作

  • 2025.8.24
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第66回ブルーリボン賞授賞式に登壇した佐藤浩市 (C)SANKEI

8月16日・17日にNHK総合で放送されたスペシャルドラマ『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』がSNSで大きな話題となっています。

実在した総力戦研究所をモデルにした脚本や細部までつくりこまれた映像もさることながら、「とある俳優の怪演」にも注目が集まったのだとか。

今回はそんな『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』について詳しく取り上げます。

実在した総力戦研究所を舞台としたドラマ『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』

(前略)日米が戦った場合の可能性をシミュレートするために
集められた日本の若きエリートたち
出した結論は日本の“圧倒的な敗北”だった(後略)
出典:NHKスペシャル(日)夜9時@nhk_n_sp 8月16日投稿より

『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』は、猪瀬直樹さんのロングセラー・ノンフィクション『昭和16年夏の敗戦』を原案としたドラマです。

日米開戦の直前、各分野のエリートたちが「米国を相手に開戦した場合の結末」を予想するため、「総力戦研究所」に集められました。日本最高峰の頭脳がありとあらゆる機密情報をもとに導き出した結論は「対米戦必敗」。その結果を、軍や内閣に伝える…というストーリーです。

主役の宇治田洋一役を池松壮亮さんが務め、研究所の仲間たちも仲野太賀さんや岩田剛典さん、中村蒼さんなど実力派俳優たちが固めました。

戦後80年の夏にふさわしい重厚なドラマに称賛の声

戦後80年の夏にふさわしい重厚なドラマと現代に繋がる問題提起に、多くの視聴者が胸を打たれたようです。

SNSには「めちゃくちゃおもしろかった、さすがNHK」「胸を射抜かれた様に苦しい…」「良い番組でした」「ドキュメンタリー部分が加えられているところもよかった」「もっと知られても良い内容だと思う」など、称賛の声が多数寄せられていました。

「全然気づかなかった!」東条英機役・佐藤浩市の怪演に驚く視聴者たち

出演者全員が素晴らしい演技を見せた今作ですが、中でも注目を集めたのが東条英機を演じた佐藤浩市さん。後に内閣総理大臣を務めることになる東条英機は、開戦を希望する世論とあくまで平和への道を模索したいと考える天皇の間で板挟みとなる難しい役どころでした。

佐藤さんは、外見から話し方まで実在した東条英機に寄せ、迫真の演技を披露。そのあまりの「怪演」ぶりに、ドラマが終わるまで佐藤さんが出演していたことに気づかない視聴者もいたようです。

放送後、「東条英機=佐藤浩市」であることに気づいた視聴者から「東条英機を佐藤浩市がやってたのに全然気づかなかった」「佐藤浩市に全く気づかなかった。びっくり」「佐藤浩市の東條英機は最後まで分からなかった」など、驚きのコメントが数多く届いていました。

『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』はNHKプラスで見逃し配信中!

多くの視聴者が戦争と平和について考えるきっかけとなったドラマ『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』。前編は8月23日、後編は24日までNHKプラスで見逃し配信中です。

当日見られなかった方は、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?

配信を観る際は、佐藤浩市さんの怪演にもぜひご注目ください!


※記事は執筆時点の情報です