1. トップ
  2. 医師「さまざまなトラブルの原因に」→実は『胃腸の不調』を引き起こす…夏に気をつけるべき『NG行動』とは?

医師「さまざまなトラブルの原因に」→実は『胃腸の不調』を引き起こす…夏に気をつけるべき『NG行動』とは?

  • 2025.7.27
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

真夏の強烈な暑さに晒されると、つい身体を冷やしすぎてしまいがちです。例えばエアコンの効いた部屋で冷たい飲み物を大量に飲んだり、アイスをたくさん食べたり…。でも、「冷やしすぎ」が逆に健康を損ねる危険があるのです。

今回は、身体に関するさまざまな悩みを医師の目線で解説する、池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニックの動画をご紹介。動画では、院長の柏木先生による『夏に気をつけるべき冷え対策』をご紹介します。

体温は高いのなぜ胃腸は冷えるの?

undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

夏は冷たい食べ物や飲み物を取ることによって、体は暑くても胃腸が冷えやすい時期。食生活だけでなく、汗対策が不十分であったり、エアコンによって冷やされることも原因となります。

もちろんエアコンは必要なのですが、お腹を極端に冷やさないようにするのは大切です。過度に温度を下げすぎるのはNGですし、冷たい食べ物を食べすぎないことも大切です。

胃腸が冷えるとどんなトラブルが起こる?

胃腸が冷えると下痢をしたり腹痛があったり、食欲が落ちたりということがあります。また、免疫機能が落ちて風邪を引きやすくなる場合もあります。

生姜やニンニク、唐辛子といった体を温める効果のあるものを摂取するのは有効です。食べすぎると胃腸のトラブルを引き起こす場合がありますが、適量であれば体にとって良い効果があるとされています。

電車内での冷え対策

undefined
出典:池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック

 

満員電車に乗ったときなど、汗をかいたまま放置してるとだんだん寒くなってきてお腹が痛くなってくる時があります。まずは弱冷房車を使っていただくと良いでしょう。腹痛は発汗後に冷房によって急激な身体の冷えが原因に。洋服で調整をしたり、汗をかいたときにすぐにふけるようにハンカチやタオルを用意しておくことは必須です。

また、寒さだけでなく圧迫感などのストレスも原因になるため、ストレスを感じない対策を行いましょう。ストレスを感じている場合は過敏性腸症候群の可能性もあるので、かかりつけ医などに相談してみましょう。

まとめ

夏の暑さはつらいものですが、身体を過剰に冷やすことはかえって健康に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。冷たい飲み物やクーラーの使い方、冷却グッズの使用法に気をつけて、身体に無理のない涼しさを心がけましょう。

動画:『池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック
協力:アイス好き必見!体を冷やしすぎると危険?夏に気をつけるべき冷え対策を専門医が解説!


池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック 東京豊島院 院長:柏木 宏幸

undefined

埼玉医科大学医学部卒業。東京女子医科大学消化器内科にて助教として勤務。複数の医療機関で臨床経験を重ね、2023年に現クリニックを開院。胃がん・大腸がんの早期発見と内視鏡検査の普及を目指し、企業や地域住民を対象とした健康診断や生活習慣病の治療をはじめ、一般内科および消化器疾患の診療に幅広く取り組んでいる。また、クリニックのYouTube(https://www.youtube.com/@HKa-wb4jw)を通じて医療知識や内視鏡検査の重要性を発信し、医療情報の普及活動にも尽力中。

池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院:https://www.ikebukuro-cl.com

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。