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『お金が自然と減る人』には“ある特徴”があった…老後破産を招く、“5つの危険なクセ”とは?【FPが監修】

  • 2025.8.1
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

「気づいたら財布が軽い…」「老後の貯蓄が思ったより貯まらない…」そんな悩みを抱えている方は意外と多いのではないでしょうか?お金は使い方次第で“自然と減ってしまう”人もいますが、その背景には共通する習慣やクセが存在します。

今回は、お金がいつの間にか減ってしまい、老後破産のリスクを高めてしまう5つのクセにスポットを当ててみました。もし自分が当てはまっていたら早めの改善が必須です!

お金が減る原因はクセの積み重ねにあった!その背景を探る

なぜ“お金が自然と減ってしまう人”はお金の管理が上手くいかないのでしょうか?

それは単なる浪費ではなく、日々の無意識の行動や習慣が積み重なっていることが多いのです。

たとえば「必要以上にコンビニで買い物をしてしまう」「割引があるとつい余計に買ってしまう」といった、一見小さな行為も毎日続けば大きな損失に繋がります。

また、老後の生活資金を考えると、このクセは実に深刻です。その一因として、「漠然としたお金の流れの把握不足」「計画性のない支出」が挙げられます。もともとの収入が少なくなくても、クセが重なれば老後資金を確保するのは難しくなるでしょう。

節約の敵!老後破産を招く5つのクセとその対策

では、具体的にどんなクセが老後破産へのカウントダウンを刻んでいるのでしょうか?代表的な5つのクセを見てみましょう。

衝動買いが多い

セールや限定品に弱く、計画性なく買ってしまうクセはお金が減る大きな原因。「今使わないけど、安いから」という買い物は要注意です。

家計の見える化ができていない

収支の把握が曖昧だと、どこにお金が消えているか分からず無駄遣いが増えます。毎月の家計簿やアプリでの管理が効果的です。

高額な通信費やサブスクを多数契約している

スマホ料金や動画配信サービスなど無意識のうちに負担が積み上がりやすい分野。使っていないサービスの解約は即効性のある節約法です。

「節約疲れ」からの過度な外食や浪費

節約ばかりでストレスが溜まると、つい外食や好きなものに使いすぎてしまう負のループに陥りやすいのもクセの一つ。

借金やローンの返済計画が甘い

無理な返済や「あとで何とかなる」という甘い考えは返済負担の増加を招き、将来的な資金不足に直結します。

これらは誰でも心当たりがあるクセかもしれません。しかし、意識して改善しない限りはお金が“自然と減る”状況を変えられません。特に老後資金は長期的な視点が不可欠。小さなクセの見直しから始めてみましょう。

自分のお金のクセを知って楽しく改善!未来の安心を作るヒント

クセを直すのは簡単ではありませんが、自覚することで大きく改善できます。たとえば、衝動買いを減らしたい場合は「買い物リストを作る」「銀行口座を複数に分ける」などのテクニックがあります。

また、家計の見える化をすることで無駄遣いを客観的に把握しやすくなり、節約モチベーションもアップします。

さらに、借金の返済計画は専門家に相談したり、長期的なライフプランを描くことも効果的。無理なく支払いながら貯蓄も進められるバランスを目指しましょう。

大切なのは「お金と正面から向き合い、自分のクセを理解すること」。その積み重ねが、自然とお金が減る悪循環を断ち切り、安心して迎える老後生活の土台となるのです。

人はクセで未来を変えられる。賢いお金との付き合い方を始めよう

お金が“自然と減る人”に共通する5つのクセは、実はどれも日常に潜む“ついやりがち”の行動ばかり。

ですが、それに気づいてひとつずつ改善していくことで、老後破産のリスクを大きく減らせます。未来の暮らしを豊かにしたいなら、今この瞬間から自分のお金のクセを見直すことが第一歩です。

お金との付き合い方は、生涯を通じての大切なテーマ。クセに流されず、賢くコントロールしてこそ、安心できる未来が手に入ります。今日から少しずつ、お金の行動パターンを振り返り、健全な習慣を身につけていきましょう。


監修者:響 和音(ひびき かずね)
不動産会社にて、重要事項説明や売買契約の締結、住宅ローンの斡旋などの業務を担当。
お客様一人ひとりのライフプランや資金計画に寄り添い、最適なローン選定や税務相談にも対応してきた実績を持つ。
「安心して暮らせる住まい選び」をテーマに、複雑になりがちな不動産・金融知識をわかりやすく伝えることを心がけている。
保有資格:宅地建物取引士、ファイナンシャル・プランニング技能士2級、日商簿記2級、住宅ローンアドバイザー