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『60代で資産が残る人』は当たり前にやっている…お金に困らないための“3つの習慣”とは?【元銀行員が監修】

  • 2025.8.2
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

60代になってもお金に困ることなく生活できている人たちには共通点があります。派手な投資術や一攫千金を狙ったわけではなく、20年前から当たり前の習慣を積み重ねてきたことが大きな理由。その3つの習慣とは一体何なのか?

焦らず、コツコツと資産形成を続けていくために、ぜひ知っておきたい習慣の秘密を解説します。

将来の資産形成につながるシンプルな『3つの習慣』

まず、なぜ60代で資産が残るのか。そのカギは早い段階からの資産管理と習慣づけにあります。

資産を確保できる人は「堅実な貯蓄」「生活費の適正管理」「長期的な資産運用」というシンプルな3つのポイントを継続しているのです。

例えば、20年前から月収の10%を無理なく積み立てる、生活費を抑えるために無駄遣いはしない、そして新NISAやiDeCoなどの商品に長期的に資産を振り向ける。これらは難しいテクニックや知識に頼らず、むしろ「当たり前」の工夫と意識の積み重ねと言えます。

具体的な習慣を知り、あなたの資産形成にも取り入れよう

では、その3つの習慣をもう少し詳しく見てみましょう。

堅実な貯蓄習慣を続ける

無理のない範囲で毎月一定額を「先取り貯蓄」し続けることが、時間をかけて資産を増やすコツです。長期的な資産形成で最も重要なのは“続けること”です。

生活コストの見直しと最適化

毎月の支出を見える化し、「必要な支出」と「無駄遣い」を分けて見直す。無駄なサブスクの解約など、固定費の節約は効果的です。このような細かな積み重ねが将来の資産を守ります。

長期投資で資産を育てる

日本政府や金融庁も推奨する「新NISA」や「iDeCo」など、低リスク・長期分散投資で安定した資産形成を目指す。複利の力を活かした運用が効果的です。

この3つの習慣は、決して派手な仕掛けではなく「毎月少しずつ確実に貯めて、無駄遣いを減らし、資産運用を地道に続ける」ことの積み重ねなのです。

一見地味だけど確実な"当たり前の3習慣"が資産形成を支える

結局、60代でしっかり資産を残せる人の秘密は「当たり前の3習慣」にあります。

堅実な貯蓄、生活コストの管理、長期の資産運用、この3つはどれも特別なことではなく、自分のペースで無理なく実践できる内容です。無理なリスクを取る必要もなく、じっくりと続けることが資産形成の最も確実な道だといえるでしょう。

あなたも今日からこの3つの習慣を取り入れて、将来に向けた賢い資産づくりを始めてみませんか?


監修者:ヤトー(https://www.business-yatou.site/yatos-portfolio/
金融機関で約20年の実務経験を持つ元銀行員として、個人・法人営業、融資管理、投資信託販売、保険アドバイスなど幅広い金融業務に従事。現在はコンサルタントとして金融機関への営業や事業再生コンサルティングを行いながら、副業ライターとして活動中。
これまでに資産形成の相談・会社の経営相談を累計1,200件以上対応し、某オンラインサロンではお金の専任講師も務める。執筆分野は新NISA・投資信託などの資産運用、住宅ローン・カードローンなどの融資商品、税制・相続・贈与、不動産関連、経営・会計・補助金まで多岐にわたる。
AFP、日商簿記3級を保有。銀行員時代の実務経験と専門知識を活かし、複雑な金融商品や制度をわかりやすく解説することを得意とする。