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「地上波で放送していいの?」“度肝を抜く濃厚描写”に視聴者騒然…「良くぞ出てくれた」人気女優の快演に“称賛相次ぐ”名ドラマ

  • 2025.8.3

SNSなどで話題になるテレビドラマの中には、社会派テーマから過激な描写まで、地上波の限界に挑む攻めたドラマが存在します。倫理観や道徳を問い直す衝撃のストーリーは、一筋縄ではいかない見応え十分な作品ばかり。今回はそんな“地上波放送がギリギリなドラマ”5選をセレクトしました。本記事では、第2弾としてドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』をご紹介します。テレビの可能性を広げる、作品をチェックしてみてくださいね。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

復讐を仕掛ける夫…最後は予想だにしなかった結末が!

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藤原紀香(C)SANKEI
  • 作品名(放送局):『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)
  • 放送期間:2024年1月20日〜2024年3月16日

ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』は、作家を引退すると決めた鈴木おさむ氏の最後のドラマ作品となります。それだけに放送前から期待値が高く、観た人からは絶賛の声で溢れています。一方で、過激なシーンが多く、地上波放送ギリギリのラインの内容だけに、戸惑う視聴者もいたようです。

あらすじ

岡谷渉(伊藤淳史)妻の綾香(篠田麻里子)と娘と暮らす大手新聞社のエース記者です。平和に暮らしていた毎日が、綾香の不倫で一転、離婚を決意します。しかし、娘とは一緒にいたい渉…父親が娘の親権を取るのは、今のままでは難しい状態。不倫の不貞の証拠集めなど、妻側に親権を与えられない状況にするために、闘うことを決意します。しかし、それは簡単なものではなく、すぐに大きな壁にぶち当たりました。しかし、強い決意のもと、自分が仕事を辞めて家庭に専念、娘の親権を本気で勝ち取りにいきます。そして最終的には…

「地上波で放送していいの?」心配の声あがるも…異例の高視聴率を記録!

ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』は、そもそも不倫、親権問題など非常にセンシティブなものを取り上げているため、題材そのものが放送ギリギリ。そのうえ、それを振り切った表現で描写されているということで、まさに地上波放送ギリギリのライン、鈴木おさむ氏は最後の作品を攻めに攻めたようですね。

映像もセリフもきわどく、シーンも過激、ガイドラインギリギリの範囲で、なんとか最終回まで放送されました。「地上波で放送していいの?」「子どもと観れない」など、視聴者の声が多く届いていました。

しかし!なんと初回放送は、深夜ドラマ枠であるにもかわらず、異例の高視聴率を叩き出しています。内容もしかり、おそらく鈴木さんの最後の作品という引きが強かったのでしょう。

女優陣の体当たり演技に賛否両論!

ドラマの内容が過激でセンシティブであることが大きな話題になっていたことに加えて、女優陣の体当たりな演技に大きな注目が集まりました。ドラマ出演者である女優の玉田志織さんは、現代ビジネスのインタビューで次のように語っています。

初めて台本を読んだときは、過激なシーンが多く『これ、テレビで放送できるのかな?』と思ってしまいました。撮影現場で他のキャストさんたちと、『絶対に面白い作品になるよね』と話していました。実際、ドラマ化されたらある種の『迫力』を持った、すごい作品になりましたよね
出典:『離婚しない男』謎の芸能事務所のスタッフ役で注目!女優・玉田志織は「行動で示したい」(現代ビジネス)2024.03.15

ギリギリのラインで攻めたものが功を奏したのか、迫力ある作品に仕上がり、出演者も満足していたみたいですね。

次に注目が集まったのは篠田麻里子さん。ドラマ放送前、渉を演じるのが伊藤さんだということは公開されていましたが、妻役は少し遅れて明かされました。それだけに、妻を演じるのが篠田さんだとわかった時には、大きな話題を集めました。そのうえ、かなり振り切った演技が大注目!篠田さん自身も非常に力をいれていたのではないでしょうか。

視聴者からは「ドラマの内容も中々だけれど、麻里子さまが振り切っていてヤバイ」「麻里子さまがすごかった」という声が集まっていました。

そして、今回独特な演技で話題となったのは、藤原紀香さんです。主人公の隣人・竹場ナオミを熱演しました。振り切った演技に対して「かなり振り切ってる」「こんな役を演じられるのがすごすぎる「良くぞ出てくれた」とSNSで話題に。その独特な存在感は観る人の心を掴み、作品の大きな魅力の一つとなりました。

センシティブで地上波ギリギリのラインであるドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』、ドキドキしながら楽しんでみてはいかがでしょうか?


※記事は執筆時点の情報です