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『老後もお金に困らない人』は早くからやめてる…今すぐ見直すべき“3つの無駄な習慣”とは?【プロが監修】

  • 2025.7.30
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

老後の生活に不安を感じている人は、今の時代とても多くなっています。年金だけでは足りないと言われることも多い中で、「老後にお金に困らない人」は若いうちからある“無駄習慣”を見直し、無理なく節約や貯蓄を続けています。

資産形成を早いうちから始めるのは難しいと感じるかもしれませんが、いまの生活の中で見直せることは意外と多く存在します。

今回は、老後もお金に困らないために「今すぐやめるべき3つの無駄習慣」をご紹介します。シンプルだけどしっかりした効果が期待できるポイントをお伝えしますので、ぜひチェックしてみてください。

お金のムダ遣いはここから!見逃しがちな3つの“無駄習慣”

老後資金をしっかり確保するには、まず「支出を抑える」ことが基本です。

しかし、多くの人は「ちょっとした出費の積み重ね」に気づかず、知らない間にお金が減ってしまっています。今回は特に効果的な、早くやめておくべき無駄習慣を3つ厳選しました。

衝動買いや無計画なネットショッピング

スマホやPCで手軽に買い物できる今、つい「今だけセール」や「送料無料」に惑わされてつい余計なものまで買ってしまうことが増えています。娯楽用品や衣料品などの無駄遣いが家計に大きな影響を与えている場合もあります。

毎日のコンビニ利用や外食の多さ

コンビニコーヒーや惣菜、ランチの外食は1回あたりの金額が少なくても、毎日続くと1ヶ月や1年では大きな額になります。自炊を増やし、食費の管理をするだけで年間数万円の節約につながります。

使っていないサブスクリプションサービスの放置

動画配信、音楽、フィットネス、さらにはアプリのサブスク契約。使っていないのに契約を続け、料金が引き落とされているケースは少なくありません。家計管理アプリやクレジットカードの明細をチェックし、不要な契約は早めに解約しておきましょう。

これら3つは生活に密着していて改善しやすい反面、意外と気づきにくい“お金のムダ”。こうした無駄な出費を見直すだけで、老後の資金にしっかり余裕を持たせることができます。

無駄習慣をやめて初めて見える!効果的な節約と資産形成のポイント

こうした無駄習慣を見直すだけで、年間で数万円から十数万円の節約につながることもあります。

さらに、節約して浮いたお金を資産運用や貯蓄に回すことで、時間を味方にした老後資金づくりが可能になります。では具体的に、どのように行動すればいいのでしょうか?

支出の見える化をする

家計簿アプリやカード明細を使い、何にいくら使っているかを把握します。お金の流れを「見える化」すると、自然に節約意識が高まります。

優先順位を決めて買い物を制限

欲しいものをすべて買うのではなく、本当に必要なものだけを選ぶクセをつけましょう。衝動買いは「買い物リスト」を作り、リスト外のものは買わないというルールを設けると防ぐことができます。

外食・コンビニ利用を週に何回に制限

1日1回のコンビニ購入を週3回に減らすだけでも年間の支出は大きく変わります。家での料理を楽しむ工夫が、健康面でもプラスになります。

サブスクは定期的に見直す

毎月の支出を把握し、使っていないものはすぐに解約しましょう。最新のプランや無料期間終了後の料金も必ずチェックしてください。

これらの工夫は一見小さな積み重ねですが、節約したお金を投資や積立NISAに回し、複利効果を活かせば、長期的に大きな資産形成につながります。

老後のお金に困らない人の多くは、無理をせず生活の質を落とさずに無駄習慣を手放しているのです。

無駄を見直して、お金の不安から自由になる生活を手に入れよう!

老後もお金に困らない人は、決して特別な高収入や投資スキルを持っているわけではありません。

日々の暮らしの中で「ちょっとした無駄習慣」に気づき、それを早めに見直しているだけです。衝動買いを控える、外食頻度を減らす、不要なサブスクを解約する。これら3つの無駄習慣を見直すだけで、将来の家計は大きく変わってきます。

無理のない生活改善は、金銭的なゆとりだけでなく、心にも安心感ももたらします。将来の不安を減らし、豊かな老後生活を迎えるために、今日からできることを少しずつ始めてみませんか?


監修者:國場絵梨子(https://rikogyousei.ti-da.net/)
2021年に行政書士とAFPに登録後、遺言書作成・相続手続き支援業務、金融セミナー講師業務を中心に活動中。