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正しく答えられる?「空白に入る数字は?」【小学生の問題に挑戦】

  • 2025.7.17
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「体積」や「容積」と聞いて、正しく説明できますか?

日常生活で使う単位には何となく馴染みがあっても、それぞれの関係性までは理解していないことがあるかもしれません。

今回は、「体積と容積の単位変換」について分かりやすく確認していきましょう。

問題

【問題1】
1Lは何cm3ですか。

1Lといえば、牛乳パック1本分の大きさ。
この体積は、何cm3に相当するのでしょうか?

解説

答えは「1,000cm3」です。

実は、国際的な定義では「1Lは、1辺が10cmの立方体の体積」とされています。

つまり

10cm×10cm×10cm=1,000cm3

よって「1L=1,000cm3」となります。

また、「1L=1,000mL」であることから、「1mL=1cm3」という関係も分かります。

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体積と容積のちがい

「体積」は物体が空間に占める大きさを指し、
「容積」は容器の中にどれだけ入るか、つまり容量を表す言葉です。

どちらも「物のかさ」を表すため、日常では厳密に区別せず使われることもあります。

この記事では、以下の単位について見ていきます。

体積の単位
・cm3(立方センチメートル)
・m3(立方メートル)
容積の単位
・mL(ミリリットル)
・L(リットル)

体積について

【問題2】
1m3は何cm3ですか。

こちらは体積の単位変換に関する基本問題です。

「1m3=100cm3」だと思っていませんか?
確かに長さは「1m=100cm」ですが、体積になると計算方法が変わります。

「1m3」とは、1辺が1mの立方体の体積です。これをcm3で表すと、次のように計算できます。

1m3
=1m×1m×1m
=100cm×100cm×100cm
=1,000,000cm3

答えは「1,000,000cm3」です。

桁数が大きいために覚えるのが大変そうに見えますが、これは暗記する必要はありません。

「1m=100cm」という長さの単位を知っていれば、自然に導くことができます。

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まとめ

1Lは牛乳パックのサイズで親しみがありますね。

この大きさが「1辺10cmの立方体」と同じだと覚えておけば、「1L=1,000cm3」の変換もスムーズです。

他にも、体積に関する問題の解説記事がありますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事には、複数の解き方が存在する場合があります。ここではその一例を紹介していますので、ご了承ください。


文・編集(監修):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」