『なぜかお金が貯まる人』は自然とやっている…賢く貯金するための“５つの生活習慣”とは？【FPが監修】

2025.7.30

「毎月の支出を減らせたらなあ…」と思ったことはありませんか？ちょっとの工夫で生活の質を落とさずにお金を節約できるなら、ぜひ実践したいですよね。
実は、節約をしている人たちは、特別なことをしているわけではなく、日常の些細な生活習慣を見直すだけで効果を出しているのです。
今回は、そんな節約達人が実践している今すぐ始められる「5つの生活習慣」をご紹介します。家計を見直したい方、貯金や投資の原資を作りたい方にぴったりの内容ですよ！

節約成功のキモは“5つの生活習慣”にあり！

節約と聞くと、無理に我慢したり、生活の楽しみを犠牲にしなければいけないイメージがありますよね。

しかし、実際に節約している人は、腰を据えて大掛かりな節約術を繰り返しているわけではありません。彼らが重視しているのは、無理なく続けられる習慣を身につけることです。

たとえば、食費や光熱費を無理にカットしすぎるとストレスが溜まり、続けにくくなります。逆に、日々の買い物や家事、ちょっとした行動の積み重ねで毎月の支出が自然と減っていくのです。節約のコツは「支出を見える化し、小さなズレを修正すること」といわれています。だからこそ、習慣化できるかどうかが最大のポイントになるんですね。

しかし、節約を始めたばかりの人は、具体的にどんな習慣を取り入れればいいのか分からないことが多いはず。そこで、節約上手な人が共通して実践している５つの生活習慣を深掘りしていきましょう。

賢く貯める！節約するための「5つの生活習慣」とは？

ここからは、実際に節約する人が日々の生活に取り入れている５つの習慣を紹介していきます。これらは、すぐに実践できるものばかり。積み重ねることで確かな成果が期待できます。

家計簿やアプリで支出を「見える化」する
まずは自分がどこにお金を使っているかを把握することが大切です。収支を記録しておけば、無駄遣いや重複支出に気づきやすくなります。最近は無料で使える家計簿アプリも多く、自動でカードの支出を記録してくれるので手軽です。
「買い物リスト」を作り、衝動買いを防ぐ
スーパーやコンビニへ行く時は、必要な物だけをリスト化すること。無計画な買い物は余計な支出につながりやすく、節約から遠ざかってしまいます。さらに、ポイントや割引クーポンも活用すると効果アップです。
光熱費の節約を習慣化する
電気・ガス・水道の使い方を意識的に見直すことも重要です。例えば、使っていない電気はこまめに消す、エアコンの温度設定を見直す、シャワーの利用時間を短くするなど日常の中でできる小さな工夫を積み重ねましょう。
外食やコンビニ利用を減らし、手作り中心の食生活へ
外食やコンビニでの購入はどうしても割高になることが多いため、これを減らして自宅での調理を増やすと費用を大きくカットできます。また、食材の使い切りや余り物の活用で、食品ロスも減らせます。
公共交通機関や自転車を使い、交通費を見直す
日々の移動も見直しの余地あり。車の使用を減らす、徒歩や自転車を取り入れる、定期券や回数券を活用するなど、交通費の節約も積み重なると大きな差が生まれます。

これら5つの生活習慣を意識的に実践することで、無理なく節約が達成可能です。もちろん、すぐに全て完璧にやる必要はありません。一つずつ自分のペースで取り入れていくのが続けるコツです。

無理せず続けられる節約術で賢くお金を貯めよう

いかがでしたか？「節約」というと大変そうに感じますが、実際には「習慣化」した小さな行動の積み重ねで十分達成可能です。

節約は「我慢の連続」ではなく、「賢くお金を使うための工夫」ととらえると楽に取り組めますし、ストレスも少なく済みます。今回ご紹介した5つの生活習慣を今日から少しずつ実践し、余ったお金は貯金や投資に回すなど、あなたの未来づくりに役立ててみてください。

この積み重ねが、やがて「経済的なゆとり」や「精神的な安定」につながっていくはずです。無理なく、楽しく続ける節約で賢い暮らしを始めましょう！

監修者：山下耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社で営業、マーケットアナリスト、先物ディーラーを経て個人投資家／金融ライターに転身。ライター歴6年、投資歴20年以上。保有資格は証券外務員一種。マーケットアナリスト時代は、日経CNBCに出演。そして、ディーラー時代は主に日経225先物・オプションを取引。現在は個人投資家として株式、先物、FX、CFDなどを取引しています。また、金融ライターとして、上場企業、金融機関などで年間300本以上の記事を書いています。