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『なぜかお金が貯まる人』はやっていない…元銀行員が明かす、避けるべき“3つの支出”とは?

  • 2025.7.28
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

同じ収入でもお金が貯まる人と貯まらない人がいますが、銀行員は計画的に貯蓄ができる人が多いです。しかし銀行員だからと言って、特別なことをしているわけではありません。

収入が変わらないのであれば、お金を貯めるには支出を減らすしかありません。今回の記事では銀行員が実践している節約術を紹介します。

お金が貯まる人が避けている3つの支出

銀行員だからといって特別な節約術がある訳ではありません。計画的にお金を貯められる銀行員は、支出を上手くコントロールしています。

気の乗らない飲み会には参加しない

飲み会などの交際費が要因で、お金が貯まらない人は少なくありません。会社や職場環境にもよりますが、月に数回程度は飲み会があるというケースもあるでしょう。安くても一度参加をすれば、数千円もの出費になります。

こまめに電気を消して節電するなどの細かい節約も大事ですが、飲み会への参加を減らすほうが支出削減の効果は大きいです。

お昼はお弁当を持ってくる

飲み会の参加費用と同様に、昼食代も節約効果が大きいです。外食ランチだと1食1,000円はするので、毎日だと月に2万円を超えてしまう場合もあるでしょう。手間でも毎日お弁当を持ってくるだけで、年間で20万円以上もの節約が可能です。

あまりコンビニに行かない

お金を貯められる人は、あまりコンビニに行きません。お昼休憩や仕事帰りに、毎日コンビニに行く人も多いでしょう。コンビニは単価も高いだけでなく、つい不要なものまで買ってしまいがちです。

1回の会計が数百円~千円程度と少額のため、無意識に浪費してしまうことがコンビニの怖さです。毎日コンビニを利用する人は、いったいどれくらいお金を使っているか、一度記録してみると良いでしょう。

銀行員が実践している節約術

お金を貯められている銀行員は、支出を減らす以外の工夫も実践しています。銀行員がしている節約術を見ていきましょう。

ムダな保険に入らない

保険の見直しは、お金を貯める際には必ずやっておきましょう。「新入社員の頃に言われるがままに・・・」「知り合いのすすめでなんとなく・・・」保険に加入している人は多いのではないでしょうか。

過度な保険や不必要な保険に加入したまま、毎月の保険料を負担している人は保険の見直しを行いましょう。

定期預金は利用しない

銀行員は、節約して貯めたお金は定期預金には入れません。NISAなどを活用して、資産運用を行っています。もちろんすべての人がそうではありませんが、必ず必要なお金と、すぐには使わないお金を色わけして、無理のない範囲で投資をしています。

株式やFXといったリスクの高い投資商品ではなく(多くの銀行でリスクの高い投資が禁止されているという事情もありますが)、REITや投資信託など比較的リスクの低い商品に長く投資することで、資産形成に成功しています。

無理なく支出を抑えてお金を貯めよう

計画的にお金を貯めている銀行員は、無理をしないで支出を抑えています。気の乗らない飲み会に参加しない、お弁当を持ってくるなどは誰でもできる節約術です。無理に出費を減らそうとするのではなく、できることから始めることがお金を貯める第一歩です。


監修者:ゆきひろ
信託銀行に勤務する傍ら、金融系の記事も執筆する兼業ライター。日々富裕層顧客に金融や不動産を活用したウェルスマネジメントや税務に関する提案を行っており、培った知識と経験を活かして情報発信を行っている。過去には大手カード会社でクレジットの審査業務経験もあり、金融全般の知識に明るい。FP1級、宅建士を保有。