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答えられたら天才かも…。「鉛筆と消しゴムを結ぶあの金属」はなんと呼ぶ?【名称クイズ】

  • 2025.7.5

鉛筆のヘタ(消しゴムがついている部分)と本体の細長い軸をつなぐキラリと光る金属部分。

普段、あまり気にせず「ただの飾りかな?」と通り過ぎてしまうことが多いですよね。でも実はこの部分、ちゃんと名前があるんです。

みなさんは、この鉛筆の「消しゴムと軸を連結する部品」の正式名称をご存知でしょうか?今回は、この見落とされがちなパーツにスポットを当て、その名前や成り立ち、歴史的背景までじっくり解説します。

問題

鉛筆と消しゴムを結ぶ“あの金属は何て呼ぶ?
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

鉛筆と消しゴムを結ぶ“あの金属の正体って?

鉛筆と消しゴムを連結する金属製のつなぎ目は「金属製の巻きつけ部品」という使われ方も多いですが、実は「ヘッド」とか「ヘタ」と呼ばれることもあります。

さらに厳密な名称としては「フェルール(ferrule)」という言葉が使われています。フェルールとは英語圏で使われる名前で、金属製の筒状の部品や補強リングを指します。鉛筆の場合、このフェルールは消しゴムのキャップの役割も果たしているんです。

フェルールの役割は見た目の美しさだけでなく、消しゴムがボロボロになったり取れたりしないようにしっかりと鉛筆本体に固定するという重要な役目があります。

金属の形や材質に多少の違いはあれど、一般的には薄いアルミニウム製か、時には真鍮製のものが使われ、強度と軽さを両立しています。この部分がないと、消しゴムはあっという間に外れてしまい道具としての鉛筆の使い勝手が大幅に減ってしまいますよね。

知っているとなんだか嬉しい!文具のさりげないこだわり

鉛筆の消しゴムと軸をつなぐ部分が「フェルール」と呼ばれる金属パーツだということがわかると、日常の身近な文具がちょっとカッコよく見えてきませんか?実は私たちが普段何気なく使っている道具にも、使いやすさを支える様々な工夫や歴史が詰まっているんです。

フェルールは量産品でありながら、素材選びや加工の細部にまで気を配られた結果。長く愛される文具の一部として機能を果たしています。知識として知っておくと、これから鉛筆を使うときに「あの銀色の金属部品こそがフェルールなんだ」と何度も指を触れて確かめたくなりますよね。

このように、文具の細部を知ることは味わい深さを増す体験にもつながります。次に鉛筆を使うときは、ぜひフェルールにちょっと注目してみてください。見過ごしていただけで、意外な素材や歴史を感じ取れるかもしれません。こんな小さな金属パーツにも物語があると知れば、道具がさらに身近で楽しい存在に変わりますね。