「勝手に“Wi-Fi接続”されて、セキュリティが心配…」→ここ見直して！【iPhone】の“自動接続を止める設定”知ってる？

Wi-Fiの自動接続は、iPhoneの利便性を高める機能のひとつですが、場合によっては意図しない接続がトラブルを引き起こす場合があります。

そこで今回は、iPhoneがWi-Fiに自動接続されてしまう理由と、その設定を解除する方法について解説しましょう。

Wi-Fi自動接続が引き起こす問題

iPhoneが自動でWi-Fiに接続すると、いくつかの不都合が生じることがあります。

電波状態の悪いWi-Fiに自動接続された結果、インターネットの読み込み速度が遅くなることがあります。モバイルデータ通信の方が快適な場合でも、自動的にWi-Fiが優先されてしまうため、気づかないうちにストレスを感じるかもしれません。

公共のWi-Fiネットワークに意図せず接続してしまうと、通信が暗号化されていない場合があり、個人情報漏洩のリスクが高まります。悪意のあるフリーWi-Fiに接続すると、デバイスがマルウェア（悪意のあるソフトウェアなど）に感染する危険性もあります。

自宅や職場など、普段利用するWi-Fiとは異なるアクセスポイントに自動接続されてしまうことがあります。とくに、複数のWi-Fiネットワークが密集している場所では、電波の弱いアクセスポイントに接続され、通信が途切れることも少なくありません。

Wi-Fiの自動接続を完全に無効化することはできませんが、特定のネットワークごとに接続を止めることが可能です。

［Wi-Fiの自動接続を止める方法］
1.［設定］から「Wi-Fi」をタップ

2.自動接続されて困っているネットワーク名の右側にある「i」マークをタップ

3.「自動接続」をオフにする

［Wi-Fiネットワークの設定を完全に削除する方法］
1.［設定］から「Wi-Fi」をタップ

2.自動接続されて困っているネットワーク名の右側にある「i」マークをタップ

3.「このネットワーク設定を削除」をタップ

4.「削除」をタップ

Wi-Fiの自動接続は便利な反面、不要なトラブルの原因にもなります。

とくにセキュリティが不確かなフリーWi-Fiとの接続は、積極的に制御しておくと安心です。快適で安全な通信環境を整えるために、ぜひ一度設定を見直してみるといいでしょう。

※記事執筆時点での情報です。

ライター：さかもとちひろ
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー、サービス、マネーなどを執筆。趣味は映画鑑賞と飼いねこと遊ぶこと。2級FP技能士
編集：TRILLニュース