その使い方、『バッテリー激減の原因』かも…！？気付かずやってない？【iPhoneのNG行動５選】

iPhoneのバッテリーがすぐに消耗して困っていませんか？

実は、日常の使い方や設定をそのまま放置していると、知らず知らずのうちにバッテリーの劣化を早めてしまうことがあります。

Appleが公表しているバッテリーの耐用年数を延ばすコツをヒントに、具体的な原因行為と設定の見直し方法をご紹介します。

iPhoneバッテリー長持ちの秘訣

そもそもiPhoneのバッテリーは消耗品であり、使用とともに経年劣化が進みます。しかし、日々の使い方や設定を見直すことで、バッテリーの耐用年数を延ばし、より長くiPhoneを快適に使用することが可能になります。

iPhoneに最適な動作温度は0〜35℃です。

特に35℃を超える高温下ではバッテリーがダメージを受け、劣化が加速してしまいます。直射日光の当たる車内や高温の屋外での使用は避ける必要があります。

対策：真夏の屋外ではポケットやバッグの中にしまい、直射日光を避けましょう。

iOSアップデートには、バッテリーの最適化に関する改善も含まれています。古いバージョンのまま使い続けると、バッテリーが無駄に消耗する可能性があります。

対策：設定から最新状態を確認しましょう。自動アップデートをオンに設定しておくことで、手間を省くこともできます。

一部のケースは充電時の熱をこもらせ、バッテリーに悪影響を及ぼすことがあります。発熱が気になる場合はケースを外して充電することも選択肢となります。

対策：充電中に本体が熱くなる場合、ケースを外すことで放熱を促進できます。

長期間iPhoneを使用しない場合、完全に充電または放電した状態はバッテリーに負担がかかります。およそ50％の状態で電源を切り、涼しい場所で保管することが推奨されています。

対策：保管前にバッテリー残量を約50％に調節し、高温多湿の場所での保管も避けましょう。

日常の使い方でもバッテリーの減りを早めてしまうNG行動があります。具体的な原因を知り、設定を変更するだけでバッテリー消耗対策ができます。

常に位置情報を使用しているアプリは、バックグラウンドでバッテリーを消耗し続けます。使用していないアプリは「使用中のみ許可」または「許可しない」に設定しましょう。

［位置情報サービスを「使用中のみ」に変更する方法］
1.［設定］から「プライバシーとセキュリティ」をタップ

2.「位置情報サービス」をタップ

3.アプリを選択し、「このアプリの使用中」もしくは「このアプリ/ウィジェットの使用中」を選択

アプリがバックグラウンドで頻繁にデータを取得すると、消費電力が増加します。不要なアプリの更新をオフにしましょう。

［不要なアプリのバックグラウンド更新をオフにする方法］
1.［設定］から「一般」をタップ

2.「アプリのバックグラウンド更新」をタップ

3.不要なアプリの更新をオフにする

画面の明るさが常に最大になっていると、バッテリーの消耗が激しくなります。適宜、明るくする必要がない場合は画面を暗めに設定しましょう。

［画面の明るさを調節する方法］
1.［設定］から「画面表示と明るさ」をタップ

または、コントロールセンターからも明るさを調整することができます。

不要な通知は画面の点灯や通信を発生させ、バッテリー消費につながります。不要なアプリの通知をオフにしましょう。

［不要なアプリの通知をオフにする方法］
1.［設定］から「通知」をタップ

2.通知をなくしたいアプリを選択

3.通知をオフにする

Bluetoothを常にオンにしていると、バックグラウンドで通信を探し続けるためバッテリーが減少します。使わない時はコントロールセンターから個別にオフに切り替えましょう。

［Bluetoothをオフにする方法］
1.コントロールセンターを開く

2.Bluetoothをオフにする

iPhoneのバッテリー寿命を延ばすためには、基本的な使い方と日常の設定を見直すことが重要です。端末を長く快適に使うためにも、今すぐ実践してみましょう。

ライター：さかもとちひろ
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー、サービス、マネーなどを執筆。趣味は映画鑑賞と飼いねこと遊ぶこと。2級FP技能士
編集：TRILLニュース