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「アラブの宝くじ12億円が当選」約3ヶ月、89回にわたり615万円を送金…日本人男性の“悲惨な結末”

  • 2025.8.12
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

近年、宝くじの当選を偽った、“宝くじ詐欺”が多発しているのをご存じでしょうか?みずほ銀行など宝くじを実施している機関が警告を呼びかけているほど、大きな問題となっています。

宝くじ詐欺とは、いったいどんな内容の犯罪なのでしょうか。今回は、国内外の宝くじ詐欺の被害事例、家族を詐欺から守る対処法について詳しく解説していきましょう。

その「うまい話」詐欺の可能性が高い

サマージャンボ宝くじなどを主催している「みずほ銀行」は、宝くじに関連した通知に対して次のような呼びかけをしています。

  • みずほ銀行は当選者にメールによる通知は一切行っていない
  • 宝くじ券購入者に時効当選金が配当されることは一切ない(時効当選金は、発売元の全国都道府県および20指定都市に納められるため)
  • 海外発行の宝くじを日本で購入することは、法律(刑法第187条)で禁止されている
  • 宝くじの権利売買は、発売団体である地方自治体の認可が必要であり、販売業務を行っているのは、発売団体から委託されているみずほ銀行のみ
  • 宝くじは厳正かつ公平に行われているため、事前に教えるという行為は絶対にない

みずほ銀行は、宝くじ運営に関わる機関から通知をすることは一切ないと断言しています。もし宝くじに関する勧誘、手数料の請求といったメールが来たら、相手をせずにすぐに処分することが大事です。

実際にあった、あまりにも残酷な国内の被害事例

「宝くじの勧誘とか嘘くさいから引っかかるわけがない」

そう思っている人もいるかもしれません。しかし実際に宝くじ詐欺による被害は国内だけでなく、海外でも深刻な問題となっているんです。

具体的にどのような詐欺事件があったのか、国内外の被害事例を紹介します。

45円の被害を受けた男性の例

2025年8月、兵庫県三田市在住の26歳の会社員男性が、損害総額45万円の宝くじ詐欺に遭いました。男性は、LINE送信者からの「当選金10億円を受け取るアプリは、電子マネーで購入」という指示に従い、45万円分の電子マネーを購入。

男性は、さらにコンビニで電子マネー15万円分を購入しようとしましたが、不審に思ったコンビニ店員が警察に通報し、詐欺と発覚しました。

615万円の損害を受けた男性の例

2024年、群馬県前橋市在住の71歳男性が、宝くじ詐欺に遭いました。ある日、男性のところに届いたのが「アラブの宝くじ12億円が当選」というメッセージ。

それ以来、男性は12億円を受け取るために必要な手数料を約3ヶ月、89回にわたって電子マネーで払い続けました。その額は合計615万5000円もの大金。

別居している男性の家族が不穏な行動に気付き、警察署に相談した結果、詐欺と判明しました。

信じた先に待つものとは?被害者が失う「すべて」

宝くじ詐欺に遭った際に起きる面倒なことは、経済的なダメージだけではありません。詐欺の件がネットニュースになった場合、周囲に好奇の目で見られてしまう恐れがあります。社会的地位が崩れて、すべてを失う可能性もあるでしょう。

そんな事態を回避するために、以下のポイントを押さえて注意しなくてはいけません。

  • 知らない送信者からの返信はしない(宝くじ運営から連絡が来ることはない)
  • 家族でネットに疎い人、高齢者がいたら確認する(宝くじの連絡は来ていないか)
  • 疑問点があれば公式サイト・銀行の窓口に聞く

宝くじに関する連絡が来たら、基本的に怪しいと考えましょう。

「怪しい」と思ったら、お金を払う前に必ず相談を

宝くじでは、当選金額を受け取るために手数料を支払うことは絶対にありません。手数料を請求されたら詐欺と断定して、対応しないように心がけることが大事です。

そして、専門家に相談する手段があることも覚えておきましょう。宝くじ詐欺の相談に対応してくれるのは、以下の窓口です。

  • 警察相談専用電話:#9110
  • 消費者ホットライン:188(いやや!)

宝くじ詐欺の対策を万全にして、快適な生活を送りましょう。


出典:宝くじの当せん・換金等にまつわる詐欺にご注意ください | みずほ銀行

出典:宝くじの仕組み | みずほ銀行

出典:その他の手口 | 特殊詐欺の手口等紹介 | 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ